ボストンコモンにはイベントの舞台とその後ろに大きなツリーが設置されていた。その周りではエッグノッグやらチーズやらコーヒーやらジュースやら試供品くばりまくり。おいしゅうございました。 イベントは予定では6時開始とのことだが、なかなか始まらない。しかも話によると7時からローカルテレビで生中継するらしい。ということは、ツリーの点灯は8時近く…? ご飯を食べに移動しようとしたところで、舞台に人が出てきて続々とクリスマスソングを歌い始めた。まあどうせオープニングアクトあるいは前座だろうと思いながら移動。
中華街でいつも行列の出来ている店〈南北風味 Gourmet Dumpling House〉へ。6時半というのに店内は満席で店外で待っている人も。それでも中華は回転が速いため、10分ほどで入店できた。周りのテーブルを見渡して人気メニューっぽいのを推測し頼んでみた。小籠包、空心菜炒め、挽肉煮込みのせご飯、そして四川水煮魚片。いざ食すと、どれもこれも本格派であった。全然アメリカ化されてない。そういえば客は殆どが中国人っぽかった。量も多く、久しぶりに正しい中国料理を食べた気分。おいしかったが二人には量が多すぎて食べきれず。今回初めて水煮というものを食べたが、これは四川では非常にポピュラーな料理で、ラー油、豆板醤たっぷりのスープに魚や肉、野菜を入れて煮て、さらに山ほどの唐辛子と花椒をかけてできあがり。真っ赤な丼は見た目こそかなり凶悪であったが、めちゃくちゃ辛いわけでもなくおいしかったなぁ。また来たい。
で、帰宅後、南北風味のメニューを見ながら中華料理に思いを馳せ、たまたまたどり着いた台湾旅行記(もちろん食事目的の)ウェブサイトなんかを食い入るように読んでしまい、ちょっと中国語の勉強がしたくなった。が、それまでまったく興味のなかった中国語にもかかわらず、こんなに興味が出てきた理由が「ご飯」だなんてと、ちょっと自分のいやしさが切なくなった。
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