25.6.13

一ヶ月健診

昨日は一ヶ月健診で産婦人科へ。子も私も特に問題なく,これで二人目の出産にかかるあれこれは一旦終了した。子の体重は1200g増加。これは奇しくも上の子と同じだった。

やっとあちこち出かけられるぞ! と夢見ていたら,早速,保育園より上の子が発熱したとの連絡が。お迎えに出かける機会をありがとよ。すわまたアデノか?!と焦ったけど,本人は機嫌もよく食欲も旺盛。明けて今朝には平熱に戻っていた。だから今日も登園させて,私は自宅待機よろしく引きこもって過ごしている。そろそろ迎えに行く時間になるので,どうやら無事に一日が終わりそう。この後,事態が変わらなければいいのだけど。

それにしても二人目ともなると,だいぶ心に余裕が出てくる。上の子の産後は2か月半まで里帰りしており,冷房のきいた部屋でごろごろして過ごした。体調的には今回より回復も早かったし,上の子は便秘はなかったし,哺乳力も問題なかったが,なぜか言いようのない不安に常に襲われていた。ささいなことが心配で仕方なかった。今はそれほどでもない。先が見通せることのありがたさよ。明けない夜はないとは常套句だが,その夜明けを自ら見ていなければ慰めにもならないものだなあ。

実際のところ,今回の方がいろいろ大変かもしれない。これからもっと大変になるかな…。

13.6.13

二人目の子が生まれて三週間が過ぎた

三週間前の夜,微妙な腹痛に気付いてかかりつけの産婦人科へ行った。そうしたら,翌朝には出産してしまった。

予定日より二週間以上も早く,夫婦双方の遠方の里には即座に頼れない状況であり,また上の子が二度目のアデノウイルスによるぐずぐず真っ盛りだったので,夫一人に子を任せることとなってしまった。幸い,個人の産院だったために面会時間が大変長くとってあったし,個室に入ることができたので,子を連れてきてさえもらえれば多少は助けられるかなと思っていた。しかしながら子供は親の思う通りには動かないもので,産院の中を闊歩しまくりでちっとも病室で落ち着けない。こんな状態での子の世話はむしろ夫には負担だったように見えた。1歳9か月間近でイヤイヤ期に片足突っ込み始めたところに,癇癪おこしまくりのアデノの野郎に力添えされた子を,約三日間たった一人で相手した夫は偉かったな。ありがたいことよ。今から思えば,うち二日は治癒証明も出されたことだし保育園を頼ってもよかったのかもしれない。保育園には本当はこの出産・入院時に備えて入園させていたのに,肝心のこのときに使えなかったのが実に残念だ。三日目の夜になんとか親が来てくれたのでだいぶほっとしたことであろう。

それから二週間,双方の親が順番に助けに来,そして帰って行った。今日からついに家族四人の生活が始まったわけだ。過ぎてから気づくことがたくさんあるけど,そして一人目の出産の経験はすっかり忘れていて全く活かされていないのだが,本当に助けが必要になるのは,新生児が急激に成長することでぐずぐずが格段に増えるこの三週目と,新生児が新生児でなくなり日中に起きている時間が長くなる二か月あたりじゃないかな。……今はそのつらくなってきた三週目だ。おとといから急に泣く声が大きくなって,聞いてるだけで負担になってきた。確かに退院直後は私の体にまだ出産によるダメージが残っていて,ちょっとしんどいなーなどと感じたこともあった。が,まあ今回は傷も少なくて退院後一週間もすればそれなりに元気だ。出かけられない分,時間的な余裕はある,こともある。赤ちゃんが意味不明な泣き方さえしなければ心の余裕もある。そう,泣かなければね……。

このぐずぐず期は何度かあって,魔の三週目とか三か月とか六か月とかいろいろ言われるのだが,英語圏ではgrowth spurtと呼ぶらしい。一気に成長する時期ってことだ。ぐずぐずして手を焼くと思った後には,何かしら成長が見られるという。確かに泣く声は大きくなった。ミルクを飲むのもうまくなった。げっぷもちゃんと出せるようになった。でも,こういうのは上の子のときは全然見つけられなかったな。それだけ余裕がなかったということか,あるいはもう忘れてしまったか。

上の子は里の助けがあるうちにすっかり健康に戻って,しかしながらイヤイヤ期的なものは健在で(むしろパワーアップしたか),ときどき癇癪を起しながらも基本的には従来通りの育てやすい子に戻った。私に対する赤ちゃん返りはほとんどなく,下の子の頭をなでたり,がらがらを鳴らしてやったりと,教えてないのに「いいおにいちゃん」をしている。ときどき,自分の指をしゃぶらせておもしろがったりもするけど。もともとそれほど自己主張がある子ではないけど,それでも時々私と二人だけで遊べると嬉しそうなので,やっぱり我慢してるんだろうな。一方,夫との距離はかなり縮まったようで,パパは最後の砦になっている様子。夫が下の子を抱っこすると,すかさず自分も抱っこしろと要求する。やきもちをやいているようだ。就寝時も夫の添い寝はこれまで拒否してきたが,今は夫が寝室を出ていくと号泣するまでになった。かといって私がお役御免というわけにもいかず,両親そろって添い寝してほしいらしい。なかなか贅沢なこって。あと数年もすれば,こんなに親を求めてくれなくなるんだろうな。今は下の子も新生児で時間が割かれるけれど,もう少しすれば余裕が出てくるはずなので,できるだけ上の子を見てあげたいなと思う。保育園も来月には終わってしまうしね。

そういえば妊娠中に感じていた上の子へのイライラが,今は嘘のように治まっている。あれはいったいなんだったのか,ホルモンの影響ってすごいね。しばらく治まっていた湿疹もでてきたしね……。そんなの復活しなくていいのに。あーかゆいかゆい。