28.11.10

espresso!

夫の友人と連れ立って有楽町の豚しゃぶ〈いちにいさん〉へ。鹿児島物産館の二階であるが、階下と違って給仕の人にネイティブはいないらしい。でもそばつゆに浸して食べる黒豚のしゃぶしゃぶはおいしかった。肉・野菜・そばで2,900円とリーズナブルなのもいい感じ。

この友人は大変な趣味人で、特にフランス式カフェとイタリアのエスプレッソに強い関心があることは知っていたので、それに引きずられて待ち合わせ前にセガフレードザネッティにてカプチーノを飲んでしまった。初セガフレードだったから、カップ&ソーサーでの提供やラテアートが嬉しい驚き。コーヒーはとても苦かったな。

食事中にそんな話をしたら、じゃあ銀座でお気に入りのところへ案内してあげる、ということになり到着したのが三笠会館一階のイタリアンバール〈La Viola〉。LAVAZZAのカップになんとなく親近感を感じながら、この素敵なクリスマスラテアートに、全然違うぜと唸らされる。そもそもセガフレードのハートだってそんなに簡単じゃないと思うのに、なんだこのサンタとトナカイ! すてき。私は家でもマキネッタを使い、豆こそLAVAZZAだが粉だけあってどうしても酸化した臭いがついてしまうし、フォームドミルクも入れすぎてしまう。それはそれで自分の好みでいいんだけど、このカプチーノはぜーんぜん違った。まずミルクが熱くなく、ミルク臭くもない。コーヒーは香り高いけど、酸化した臭いは当然無く、むしろ飲み終わった後に何かすっとする感じがする。これがコーヒーの酸味といううやつか。感動した。近所ならバンコ(立ち飲みスペース)に通うのになぁ。

25.11.10

友人と二郎

ボストンで出会った友人が念願の一時帰国というので、万事繰り上げて再会。まあ万事どうとか言うほど私の用事はないのであるが。

場所は横浜付近、ラーメンが食べたいとの要望があったので、ラーメン友達のアドバイスを受けて選んだのが〈ラーメン二郎 関内店〉。ぶっとい麺・背脂の多いスープ・山のようなもやしとキャベツにチャーシュー麺でないのに分厚くでっかい煮豚がのるので有名な二郎。ラーメン友達には止められたけど、食べログのページを見せたら食いついてきたので(いい友人だ、女性なのに)決行した。

11時過ぎに店に到着すると、すでに行列ができていた。行列中に店員がメニューを尋ねに来るも、そもそも何があるかも分からない。とりあえず小と言おうか、と準備していたら、店員がとても気を遣ってくれ難なく通過。順々に食券を買ってお冷やをゲットして空いた席に向かうが、カウンターの通路が狭いこと! 客の殆どは男性だったから、彼らにも気を遣わせたかもしれない。着席してすぐに店員からニンニクの量をどうするか尋ねられたので、日和って要らないと言ってしまった。あとから少しは入れてもらう方がよかったなと思うも先に立たず。そういえば二郎のいわゆるコールはここで行うらしい。「野菜マシマシで」的な発言もちらほらと聞かれる。間もなく丼が出てきて、本当に店員が気を遣っているのが分かる。野菜が少ない。でもこのとき、周りが怖くて写真は撮れなかった。思ったよりくどくも濃くもなく、麺の固さも適切で、食べ進めるうちに野菜の甘さがスープに溶け出しておいしかった。それに以上においしかったのが煮豚! 大きなバラ固まり肉を丸めて下茹でし、つけだれに漬けておくタイプだった。醤油の色の濃いつけだれほど煮豚には色が付いていなかったが、これがまたスープ比では薄味でラーメンとバランスがよかったな。あれは家でもやってみたいが、ご飯のおかずには脂が力強すぎるかな。やはり二郎のラーメンの具としてだからいいのかもしれない。というわけでかなりおいしかったものの、やっぱり量は多くて、最後の二口がつらかった。飲み込めなくなるほど食べたのは久しぶり。たかがラーメン一杯でこの体たらくとは情けないもんだ。

友人は帰国前に、ラーメンを食べ損ねる夢を見たらしい。きっとあのインパクトがすべて上書きしただろう。もうしばらくラーメンはいいやとこぼしていたのが印象深い。

その後、彼女と連れだって大都会横浜を散策。時を忘れておしゃべりしてしまった。楽しかったな~。彼女の日本滞在が楽しいものであるように祈って別れた。

ところで私の地元には背脂醤油とんこつ系の〈らーめん太閤〉なる店があり、二郎の前日、水曜に行った。初めは一番定番の太閤ラーメン(500円)。ちょっと薄め。で、二郎の翌日金曜日、夫と地元の串揚げ〈こたに〉でやっすい串揚げとこたにサワー(100円)を楽しんだ後、締めにまた〈らーめん太閤〉へ来てしまった。今度はもやしトッピング。少量のにんにくと炒めてあって、香りの溶け出した油がベーシックなラーメンにいいトッピングになった。また来よう。なお、ここの名物はにんにくラーメンなるもので、スプーン二杯ほどのおろしニンニクが入った恐ろしいもの。酔って気が大きくなっていたであろう夫が果敢にチャレンジし、なんとか完食するもののその後2日ほどにんにくの影響から逃れられなかった模様。

そんな感じで図らずもラーメンウイークとなってしまった。

24.11.10

紅葉

住んでいる周りは完全なる住宅地で、街路樹さえ少ないところ。しかしながら、隣町には小さな公園が点在していて、散歩にはいい感じ。まあ今の住まいは区の端っこも端っこなので公園整備があまりされていないのも仕方ないのだけど。先日、近所に住む友人に連れられて小さな銀杏並木のある公園などを散歩して、紅葉への熱が少し高まり、駒込の六義園へ行ってきた。

夕方からライトアップをするというので、日暮れちょっと前に入園。落ち葉が敷き詰められた土の上を歩きながら、東京にこんな場所があったのかとびっくり。庭園の端の方はちょっとした雑木林のようにもなっていて、自然に触れた気になれる。紅葉は黄色から赤色に変化しつつある様子で、時折赤っぽい照明にだまされそうになる。一番のハイライトは庭の中心に大きくしつらえられた池の向こうに築山を眺められるところ。写真を撮るには手前のツツジが邪魔だとは、大変な人混みの中で何度も聞こえた言葉だ。ここは歩道が非常に細く、おそらくこんな時にしか人が来ないからそのままなのだろうけど、もう少し動線を考えて誘導させればいいのにな、と思わせるほど大変な人混み。でもそれを補って余りある美しさであった。



19.11.10

アルコール、クエン酸、石鹸のくらし

先日のひどい咳風邪以降、家の中でだけ除菌女になっている。アルコール除菌ジェルを玄関とお手洗いに。アルコールは除菌はできるけど、ウイルスには効かないので結局は手洗いは必要になる。てか、ウイルスは水で洗い流せば大丈夫なのか?

洗面所とキッチンにはエタノール80%のスプレーを設置して撒きまくり。特に水道の蛇口のハンドル。アルコールは油もじゃんじゃん除去してくれるので、調理直後のコンロ周りの掃除も楽ちんになった。一方、床にまくとワックスがはげるし、可燃性なので気をつけないと。先日、虫をアルコールでやっつけようとして住まいが全焼したニュースを見たばっかりだ。

加湿器もこの風邪の時に導入したのだが、前評判通りにスケールが付きやすい。でもこれって酸性水溶液で柔らかくしてこすれば落ちるのよね、ということを知り、前に購入したクエン酸を取りだしては使ってみた。なかなか役に立つね。加湿器のみならず、アイロンの蒸気孔も復活したし、お風呂のカランにこびりついていたスケールも除去できた。問題はちょっとクセのある臭い。ちゃんと濯がないでアイロンを使ったら、むわっとして思わず手を離しそうになった。

ついでの話題で、最近揺れているのは石鹸に関して。もともと入浴はミヨシの無添加石鹸派であったので、人だけでなく物も石鹸で洗ってみようと思い立ち、食器用石鹸に切り替えてみた。そしたら、油汚れが残りやすくなったことといったらないね。やはり合成洗剤は便利だ。石鹸で行くなら、洗う前に拭き取るとか、もう一手間かけないとだめだね。しかも塗り物とアルミは洗っちゃいけねえときた。まあ今のとこ持ってないけどねたぶん。というわけで早々に脱落し、チャーミーしてしまった。また、洗濯を石鹸に切り替えるかどうかもかなり悩む。人の汚れはたぶん酸性なので、アルカリ性の石鹸は洗浄力を期待できるものの、洗濯機にたまる石鹸カスを考えると恐ろしい。かといって、今使っている洗剤は汚れ落ちがイマイチなので使い続けるのは難。容器が小さいのはすばらしいんだけど。去年まで使ってたmethodはよかったな~。そして、次のシャンプーは石鹸物にするんだ! リンスも同時に変えないといけないので、まだ当分先の話だけど。

16.11.10

お料理教室 魚編

てなわけで、ついに私も料理教室へ行くことにした。魚教室で、月一回のクラスでは一人一尾捌く。

初回は鰯。季節もあるけど、やっぱ簡単な魚からということだろうな。メニューは鰯の頭を落として内臓を引っ張り出しただけの状態での生姜煮と、手開きしてイタリアンソテーの二種。1テーブル4人で全員見知らぬもの同士だった。

初めに先生が調理するのを眺めてから実習に移るのだけど、なにしろ調理道具さえどこに何があるか分からない状態で、結構手間取ってしまった。なかなか先生の様に美しい手さばきではいかなかったけれど、まあそれなりに。

魚の裁き方はこれまでは本頼みだったので、やっぱり三次元・音声付きで教わると理解の深さや気づきが違うなと思った。特に手開き。背中の皮一枚残すところまで親指をつっこむとは思わなかったし、背びれは外側から引っ張って切るなんて知らなかった。通りでこれまで自分でやると内側から処理していたために背中の実がぼろぼろになっていたわけだ。

試食に間に合うように先生がご飯も炊いてくれ、普通に昼食になった。午前クラスにしてよかった~。でも二品あるので、一品はタッパに詰めて持って帰る人多数。確かに全部食べると結構な量だったな。

来月は鯖。鍋、韓国風鯖味噌に焼き鯖鮨! 焼き鯖鮨が家庭で作れるなんて。楽しみだ。

食器用洗剤も洗面所のハンドソープもみんなEcoverなのはさすがだと思った。でもEcoverの食器用洗剤って薄いんだよね。うっかりたくさん使ってしまっていかん。

13.11.10

肉を喰らう会@神保町

大学時代の友人と久々に食事。食べ歩きが趣味の彼がリストアップした店から、神保町の〈食肉センター〉を選び、夕方17時に突撃してきた。なんせ、店名がすてきでしょ。お店も狭く、座席やテーブルの支柱がビールケースだったりしてなかなかの場末感を演出。新しくできたばっかりのお店なのに。

とにかく新鮮なレバーや内臓がうりの焼き肉屋で、店員に野菜は肉の倍食べてくださいねだっておかわり自由だから☆と言われ、一番初めに頼んだ生野菜がまあ減らないこと。それだけ肉ばっかり食べてしまった。脂とりすぎだ。

コプチャン(韓国語で小腸)、丸腸(小腸の一部をひっくり返して脂肪分を内側にした状態)、シマチョウ(大腸)と連続的に食し、最近のシマチョウ熱はそのまま小腸へ引き継がれた。小腸の方がクセがなくて食べやすいのね。この脂のおいしさといったらない。焼いた脂肪組織・上皮組織・結合組織は神、などと感動しているうちに、肉、いわゆるカルビなどが食べられなくなった。赤身(筋肉組織)の舌触りが硬すぎてついていけないのだ。まあおなかいっぱいだったってこともあるけど。

レバ刺し、ハツ刺し、牛刺し、ユッケも美味であった。そのものも新鮮でおいしかったけど、それぞれに合わせた調味料もよかった。

食べ放題ペースで2時間半飲み食いして一人6000円。ろくに会話もせず食べ続けちゃったよ。おかげで翌日は満腹感で全然食事できないほどだった。もう少し「普通」に食べれば安く済むだろうな。ちょうすてきなお店でした。また行きたい。

4.11.10

やっとよくなってきた

四六時中咳がひどくて、一時は眠りについてもずっと唸っているor寝言を言い続けているほどに妨げられていたのだが、なんとか治まってきた。もう咳はいやだ。健康一番だね。

昨日、ついにiPhone黒をゲットした。これまで、白モデルがほしくてプリペイド携帯を使ってきたが、度重なる発売延期の発表にココロをくじかれた。来年春までは待てないし、6月にはiPhone5の噂もある。ネットでも同じように「脱臼」した人を見て、密かに涙したものよ。

てなわけで、今日最寄りのSBショップでアドレス帳の移行をしたのです。それ用の端末に新旧両方の携帯電話をつなげて作業する。端末は基本的には顧客情報を残さないタイプで、その場で作業完了して吸い出したアドレス帳情報も削除する。iPhoneだけはその端末に繋げられないので、旧電話の情報を吸い出してSBのサーバーに上げ、iPhoneアプリを使ってDLするらしい。

で、やっちまったわけですよ。作業の始めにiPhone利用者は「アドレス帳を保存する」的なボタンを選択すべきところ、「データを移行する」を選んでしまった。この場合、(1)旧電話からアドレス帳を端末に吸い出す(2)旧電話からアドレス帳情報を削除する(3)新電話に吸い出したデータを書き込む、で作業完了である。(2)を終えたところでiPhoneは繋げられない事に気づき、作業を中断したら、(1)で吸い出したデータは端末から削除するってよ! でも作業を完了できない以上、中断しないという選択肢はないわけで、泣く泣くデータを諦めたよ。(2)がどう考えても余分なステップだし、作業を中止するなら吸い出したデータは旧電話にリストアさせるべき。こんな仕様がまかり通っているのは甚だ疑問。そのほか、SBは携帯売り場の人たちの商品知識が足りなかったり、SBショップの人も店がガラガラなのに作業している私に声もかけなかったり、全体的にあまりいい印象がないな。そんな会社にお世話にならなきゃいけない現状は残念だね。