29.11.07

冬が来た

急に寒くなった。入浴時に下半身(特に足の先)が冷え固まっているのがほどけていくのを感じる。

お風呂といえば、先週の連休中に母と妹と3人で仙台の作並温泉へ旅行してきた。初めての家族旅行かもしれない。温泉へ行ってもあまりにすることがないというイメージがあって、あまり興味をもっていなかったが、いざ行ってみると行ってよかったと思う。何しろ、旅行中は胃腸の調子がよかった。温泉の温かさで内臓がはたらきだしたのかもしれない。旅の途中で、松尾芭蕉の「静けさや 岩にしみいる 蝉の声」の山寺へ立ち寄った。802段の階段を上りきって眺めた山間の景色は、紅葉のある雪景色で、なんとも不思議であった。

昨日は近所の食料品店でゆずを買い、輪切りにして浴槽にうかべてみた。東京ガスのウェブサイトにゆず湯はノルアドレナリンの分泌量が増えると書いてあり、その真偽はよくわからないが、普段のただの水道水よりは体が温まったような気がする。

18.11.07

おなかがへん

おなかいたい。便秘と下痢を繰り返し続け、日中の仕事にも影響が出てきたことから思い切って医者へ行った。

近所の胃腸肛門科は触診と問診の30秒診療で、とりあえずの便秘を解消するために酸化マグネシウムを30日分処方してくれた。原因や状況等はこの診察ではわからず、処方された薬も対症療法でしかない。

酸化マグネシウムは塩類の一種で腸内にあって水分を引き寄せるために、消化物は水分を保ち続け、その重量で排出するという仕組み。市販薬の便秘用の薬はその効き方から大きく二分されるが、うち一つは上記のような働きをする。もう一つは俗にセンナ系等と呼ばれるもので、腸の内容物をねこそぎかっさらっていく食物繊維のいとこみたいなもの。消化物は腸の蠕動運動によって出口へと向かうのだが、センナ系のかっさらい方が激しいので、薬の常用によって蠕動運動が弱まってしまう虞がある。そのため飲めば飲むほど薬が効きにくくなる。

そんなわけで近所の医者には見切りをつけ、職場の胃に問題を抱える上司に行きつけの消化器科の医者を教えてもらい、行ってきた。結果、我が症状は過敏性腸症候群(IBS) と名付られた。おなかをたたいてぽんぽんといい音が出るのは、おなかの中が空洞だからだ→つまりガスがたまっているということ。レントゲン撮影の結果と併せての診断だ。説明も詳しくわかりやすく、いい医者だと思った。薬も7日分しか処方されなかった。

薬で現在の苦しみを緩和できるのはありがたいが、生活にも改善の余地は大いにある。特に運動不足。ジョギングは手っ取り早いのだが、これから寒くなることと、平日は夜でないと走るのが難しいが近所は人通りが少なく暗いため怖い。踏み台昇降復活か、あるいは縄跳びか。有酸素運動で代謝の向上を目指すのがよいと思うのだが。

こんな状況にいると、ついついamazonで高速振動ベルトを物色してしまう。チャンピオンベルトみたいなそれをおなかに巻いてスイッチを入れると、ベルトの真ん中についている機械が振動しやせるというもの。やせるかどうかは実際のところよくわからないけれど、おなかを振動することで便通がよくなったというレビューが散見される。とても魅力的だが、購入は彼に反対されている。残念だ。

ところで、おなかにガスがたまっていると指摘され、ネット上でガスがたまる原因の一つに呑気症の場合があることをみかけてから、唾液を飲み込むことが増えた気がする。呑気症とは、唾液を飲み込む際には2~4ccの空気も一緒に飲み込んでしまうが、飲み込む頻度が多いために体に何らかの影響が出てくることを言うらしい。たとえば腸内にガスとしてたまり膨満感を感じるなど。

なんか、神経質になっている気がする。ストレスがたまっているのかなぁ。