30.11.11

秋の延岡あれこれ

この秋の延岡の風景を並べてみる
城山かぐら祭りからの一コマ。高千穂でも夜神楽が始まり,これからが神楽のシーズンと言えよう。これは延岡の城山公園で,複数の団体が神楽を披露,奉納するお祭りだった。神楽を見るには勉強が必要だなあ。

延岡植物園。やっと紅葉が始まった頃。コスモスが咲く期間は長いのね。桃だけはちょこちょこ狂い咲きしていた。

大崩山,宮崎のヨセミテ。数千年後のハーフドームもこんな感じに緑に覆われているかもしれない。ところで,手前の花はなんだろうか。こちらでよく見かける。

鮎やな。11月から翌2月まで,鮎漁が解禁される。この仕掛けで鮎を追い込んで捕まえるらしい。昔は漁獲量がうはうはで,この鮎やなの設置にも多くのスポンサーが現れたが,現在はなかなか苦慮しているとか。今年は設置直後に大雨があり,一度流された後の再架設だ。素材としても常設できるものでないし,伝統を守りたい気持ちはあっても実現はなかなか難しそう。この近所に,鮎を中心とした食事を味わえる施設も期間限定でオープンしている。ちなみに,スーパーでは鮎一尾120円。

29.11.11

自然薯

蒸し野菜をしようと、レシピ通りに長芋を求めたら、自然薯が並んでいた。初めて見た。近隣に特産品としている地域があるらしい。とはいえ長いままの一本は1500円!だったので、それより細く、カットしてある廉価版を購入。で、やってみたのが写真。食べたのも初めてだが、火を通すと里芋のような食感になるのね。長芋をがしゃくしゃくしているのに比べてかなりねっとり。

リアルとろろもしてみたところ、まず、粘度が高すぎて穴あき下ろし器ではすべて穴にぶら下がる。 これをとるのに一苦労。すり鉢で擦ると滑らかになる、との店のおにーさんのアドバイスに従うも、すりこ木を回すと全部ついてくる。できあがってご飯にかけようと器を傾けると、やっぱり全部ついてくるわけだが、これを箸で切る感触が気持ちいいこと! 味は長芋より風味があるものの大和芋ほど野生的ではなく、おいしかった。

この日の晩、出産直後以来に胸がガチガチに張った。岩が胸板上に皮膚一枚で支えられてる苦しさよ。ググったら、自然薯のネバネバが母乳の出をよくするらしい。自然薯はあと少し残っているが、残りは火を通して粘りを減らして食べよう。

蒸し野菜をのつけだれは、ベターホームの本に載っていたのが簡単な割によかった。めんつゆににんにくとしょうがのすりおろし、とうがらしを刻んだもの、ごま油をぶちこむだけ。量はレシピがあったけど、適当で大丈夫。豚バラブロックに合うんだこれが。蒸した脂身がおいしかったな〜。かぼちゃやさつまいもの甘みも合う。安納芋の甘さよ! またやろう。

24.11.11

お食い初め

遠方から義両親が来訪するのに合わせて子のお食い初めをした。大人たちがこれを口実にご馳走を食べるイベントだ。久々に大量のケーキを食べられて満足。

祝膳では焼き物に鯛を添えることが多いが、ここ延岡ではお食い初めの時には鯰を用意するらしい。しかし、店頭には並ばない魚のため、川へ釣りにいくものという。現代ではそんなことは難しいので、地域のお菓子屋さんが鯰を模った練り切りを販売している。
〈日向 虎屋〉のなまずくん(1500円)。なかなか愛らしい形だ。このあと、細かく解体していただきました。


海の幸にも恵まれた延岡近隣産の魚介によるおつくり。今は伊勢エビのシーズンでもある。

18.11.11

紅葉ドライブ その2

平日だというのに、またドライブしてきた。今度は約一時間のところにある祝子川渓谷。子と二人きりだと、運転中に相手ができないのが問題かもしれない。

延岡市北部の山々は、岩盤が露わになっているところが多く、見方によってはヨセミテを思い出す。特に、国体の登山コースにもなった大崩山(おおくえやま)を臨む祝子川渓谷は、まんまヨセミテバレーじゃない? とカメラを構えたが、遠すぎてうまく撮れなかった。右側の大崩山がハーフドーム、谷を挟んだ向かいの崖はエルキャピタン。

例によってほっそい林道をくねくね走ったあとで、おかしく興奮していたのだろう、こうして見るとそうでもない。夫には第一声から、えぇ〜???って否定され、むかっとしたが、私が間違ってました。しかしながら、宮崎のヨセミテくらいは言ってもいいだろう。

大崩山ばかり見て肝心の渓谷には近寄らなかったので、またそのうち行こうと思う。なにしろ紅葉はまだこれからだ。

14.11.11

紅葉ドライブ

宮崎県北は少し北西に入ればすぐに山だ。山間には数多くの川が流れ、渓谷好きにはたまらない。清流を横目に敷かれた林道を探検してみたくはあったが、思ったより早くその機会がきた。

標高はそれほど高くはないものの、しかしながら、紅葉はやや終わりに近づいていた。目に留まるのは枝か杉•松の緑色。少々の色づいた葉は色褪せているか、あるいはこれからが楽しみな様子であった。一週間遅かったかもしれない。

今回の目的地は日之影町の見立渓谷の奥地で行われた紅葉まつり。見立までは日之影町から川に沿った細~い道を20kmほど北上するのだが、なんと一時間近くかかった。道は車両一台分程度の幅しかないが、対向車はそこそこあり、すれ違うのに苦労した。それにとにかくくねくねしているので速度を出せない。一応の目的地があったので、渓谷の途中に巨石が転がっていたり、川の脇から滝の様に水が流れ出ていたり、とんでもなく澄んだ水が流れているのを一時停車することなく横目に見るだけで通り過ぎてしまった。いちいち止まっておけば良かったな。で、紅葉まつりは村の秋祭り(演芸会)といった風情であったので、近隣を散歩して早々に出発した。

さらに北上して峠を越え、大分に入り東回りで延岡に帰還。こちらのルートの方が距離は長いが、幹線道路を走れる分気楽だった。途中、道の駅で栗のソフトクリームと100%栗の栗あんが入った大判焼きを食す。栗きんとんのきんとん部分がさつまいもで作られることに納得。その方が食感も味もいい。佐伯名物のごまだしを購入して、とりあえず満足。

11.11.11

雨の日

今週は水曜からずっと天気がぐずついている。薄暗いと子は眠そうで、それを見ているこちらまで眠くなってくる。一緒に昼寝するのもいいが、起きたときに何もかも億劫になってしまうのが困りもの。
一昨日、昨日は買い物に出かけて気分も一新できたが、さすがにネタ切れである。散歩だって雨が降ってはストローラーを出すのは憚られるし、ましてや抱っこひもをや。勢い雨に濡れる心配のないショッピングセンターへ行くわけだが、延岡には小型のイオンしかない。明日は久しぶりの晴れの予報。また植物園でも行ってこよう。

とか書いてるうちに雨は上がった模様。ちょいとドライブしてくるか。山の方は紅葉が終わりかけらしい。

8.11.11

予防接種に関する愚痴日記

今日は延岡植物園に子を連れ出し散歩した。子は到着して約10分で爆睡したが、むしろ私の気分転換に役立ったなあ。前日にかなり消耗して朝まで引きずっていたのが嘘のようだ。ちなみに、読みかけの本は五ページまで進められた。

昨日はさんざんな一日だった。前の晩に二時間おきの授乳で睡眠不足のヘトヘトな状態だった。それでも午前中になんとか、任意の予防接種であるB型肝炎ワクチンを打ってもらうべく、かかりつけでない小児科へ行った。そしたら身内に罹患者がいなければ打つ必要がないと説得された。かかりつけをはじめ、他の小児科でもB型肝炎は取り扱っていないところばかりで、やっと見つけた接種できる医院だったのに。しかも財布を忘れて、午後の診察時間に再度訪問した。うちから少し距離があり、有り体に言えば、ここまで来るのはめんどくさい。さらには、待合室で隣に座っていた子は水疱瘡の疑いがあったらしい。接触はしてないし距離はあったから大丈夫だと医師にも看護師にも慰められたけど、ほんともう、行かなきゃよかった…。子に申し訳ないし自己嫌悪もするわ。こんなとき都会なら予防接種あれやこれやみんな打てるのに。ロタだってシナジスだって不活化ポリオワクチンだってなんのその、だ。

てな感じてくさくさしてたのだが、外の空気に触れてまあどうしようもないものはどうしようもないと開き直れた。子には将来、必要になった時点で自分で打ってもらおう。私もB型肝炎は一昨年にアメリカで初めて打ったもんなあ。大人でも二回打つと聞いていたのに、一回で終わった。あれで良かったのかは今でもわからない。

それよりも、当面は子に水疱瘡が発症しないか観察しておかなければ。一ヶ月くらいは注意しろだって。長い!

4.11.11

なし崩し的解禁

スペアリブを1kg買って豆豉煮をした。中華の味付けもさることながら、スペアリブのとろける脂がおいしいこと! こんな肉々しいの、母乳のことを考えてこれまでは我慢してきたのだが、なし崩し的に解禁している今日この頃。

先日はタリーズでカフェモカも飲んでしまった。カフェでコーヒーは一年ぶりだった。おいしかったな。そしてものすごく気分転換になった。基本的にずっと家にいるので、ときには気分がくさってくる。買い物に行くだけでも多少の息抜きにはなるが、この時は子が寝たのでチャンスとばかりにタリーズへ寄ったのだった。多分、カフェモカを飲みながら本を開いていた瞬間は、私だけの時間だった。出産以来の私一人の時間。その後すぐに子が起きて、本は二ページ目にしおりを挟んだままであるけど。