30.3.08

のどかぜ

気がつけば、もう3月も終わりではないか。

水曜の終業後からやけにのどが痛いなあと思って過ごしていたら、金曜の朝、ついに声が出なくなった。電話ヘルプデスクである仕事には致命的な症状のため、しかたなく休みをもらって最寄りの内科へ。のどを見せろという医師に従って口を開けたら、「あー、真っ赤だねー」と言われてしまった。さらに、いすに座って状態を前に倒し、顔だけ前を向いた状態で(口から食道まで水平にされたのだ)のどの奥を見てもらうと、腫れてるねー、とのこと。咽頭炎に喉頭炎を併発しているとの診断であった。咽頭は扁桃腺などのあたり、喉頭はもっと奥の声帯の付近を指すらしい。声帯あたりが腫れてるので、こすれて咳が出たり声が満足に出せなかったりするらしい。また、声帯のあたりはうがい薬が届かず直接作用させる薬は少ないので、処方する薬を飲んでとにかく黙ってろ、というジャッジであった。処方してもらった咳止めは、最近は縁遠くなっていたにがーい薬だった。

医者への行き帰りに大きな桜の木の脇を通る。すでに満開に近づいてきていた。ここの桜の花は56輪まとまって咲いているためか、遠くから眺めるとぽわぽわの丸いかたまりが枝にたわわに実っているように見える。彼に「ぽんぽんしてるよ」とさんざん伝えたが、どうもわかってもらえない様子。残念だ。