iPhoneのカメラにはポートレイトモードというのがある。手前に焦点を合わせ、被写界深度を浅くして、遠景をぼかすのを自動でやってくれる機能だ。しかし、発動するために焦点は2.5m程度に持ってこないといけない。したがって、手前をぼかして後ろにピントを合わせるということができない。
当然だけど、普通のカメラなら任意の場所にピントを合わせられる。
左の写真の構図で試してみたかった。
舞鶴公園内にいろいろなインスタレーションを設置した青空美術展のようなイベントが催されていた。とりわけ草間彌生の南瓜には多くの人が足を留めていた。水玉模様が目立つかなと想像していたけど、さまざまな桜の色味の中で、わりとひっそりとしていたように思う。
オオシマザクラなどの白っぽい山桜の系統に目を奪われる。若葉の緑が添えられると、背景の青空に白い花弁がいっそう映える。
ソメイヨシノも遠目には白っぽいけども。
春入桜花満山白(「芳野懐古」梁川星巌)
ってくらいだし。
でもそこは違うんだな。
おもちゃの廃材による作品。考えてみればこういうアイディアは見たことなかった。