31.3.18

写真楽しい

何年かぶりに写真を撮ろうと思って撮った。今ではiPhoneできれいに写るので、手軽だしいいかと思ってた。けど、やっぱやり始めると物足りなくなる。

iPhoneのカメラにはポートレイトモードというのがある。手前に焦点を合わせ、被写界深度を浅くして、遠景をぼかすのを自動でやってくれる機能だ。しかし、発動するために焦点は2.5m程度に持ってこないといけない。したがって、手前をぼかして後ろにピントを合わせるということができない。

当然だけど、普通のカメラなら任意の場所にピントを合わせられる。
 左の写真の構図で試してみたかった。

 
 舞鶴公園内にいろいろなインスタレーションを設置した青空美術展のようなイベントが催されていた。とりわけ草間彌生の南瓜には多くの人が足を留めていた。水玉模様が目立つかなと想像していたけど、さまざまな桜の色味の中で、わりとひっそりとしていたように思う。

オオシマザクラなどの白っぽい山桜の系統に目を奪われる。若葉の緑が添えられると、背景の青空に白い花弁がいっそう映える。

ソメイヨシノも遠目には白っぽいけども。
春入桜花満山白(「芳野懐古」梁川星巌)
ってくらいだし。
でもそこは違うんだな。

 



おもちゃの廃材による作品。考えてみればこういうアイディアは見たことなかった。

29.3.18

春はスタートダッシュ

子どもたちのお勉強界隈はもう新年度に入っているようで、今週から急に回される答案の量が増えた。しかも、締切に間に合っている物が大半だ。これまでは白紙の多かった感想欄もきちんと埋められている。すばらしい。なので、そのお返事もいろいろ書きたくなってしまう。うぜえな、とか思われてるかもしれないけど、フィードバックはないので書き逃げである。

浪人していた時4月の最初の授業で英語の講師が「春はスタートダッシュしてすぐ失速するよね」という話をしながら黒板にグラフを書いた。最速降下曲線の図だ。仮面ライダービルドで第一話でだけ出てきた、必殺技の滑り台キックに使われた数式である。y軸の途中から始まって、ちょっとだけ山を描いたらすぐに下降する。類似品はいろいろあるだろう。広島カープの4月とか(近年はそうでもないだろうけど)。

暖かくなれば体温も上がり、鬱屈していた冬から抜け出した喜びを全身で感じたいもの。いいじゃないの、スタートダッシュ。最初の踏み切りが大事。その後は沈んでもまた浮上すればいい。

さあて、図書館行ってくるかね。延滞本を返しに。仕事が完了すれば足も軽いってなもんよ。窓の向こうの微粒子(花粉、PM2.5でやばい!)が溶け込んだ薄水色の空が眩しいぜ。

23.3.18

弁当ウイークの終わり

春休みに入って、子供らを園の預かりに送り出すために久々の毎日弁当(作成)週間を送っていた。去年までは毎日お弁当を作ってたけど、今では週二回だから、毎日用意する楽な方法をすっかり忘れてしまった。大変だったー。しかもちょこちょこ夫の分も加わったので、考えることが増えた。

夫は気を遣ってくれて、子供の弁当日にだけ頼んでくる。なので、できるだけ彼の好みを取り入れようと思うのだけど、尋ねても尋ねても鶏の照り焼きしか出てこない。簡単だからいいんだけどさ。でも紅生姜は外せないんだって。よくわからん。

なお、子供だけのときは私の独断で決める。あの子ら食べ過ぎだから、こっち主導でやってかないとキリがない。

わっぱの弁当箱を導入したので、ついでに自分の分も詰めた。いやーインスタ蝿になれるね! それに、吸湿・放散がいいわ。プラ弁当箱ではどうしても水分と油分が海を作るからなー。やはり時代はプラスティックフリーであるよ。

大館のふるさと納税でもらったので、もう東北に足を向けて寝られない。ふるさと納税バンザイ! でも4月に引っ越した場合はワンストップ特例できないから注意。確定申告へ行かねばならぬ。ああ、2年後、また同じ過ちを犯しそう。

10.3.18

卒園おめでとう

ついに長男が幼稚園を卒園した。ずっと夢見ていた、幼児からの卒業だ。

幼稚園時代の三年間の成長には、正直、ここまでの六年間で最も驚きが満ちていた。大人から見てわかりやすい、ということにはなるが、例えば年長のたった一年間だけでも、背が伸びてぐっと頭身が上がった。友達同士でルールに則って遊ぶことができるようになった。決まりを友達同士教え合ったり、困っている子に声をかけることもできるようになった。私の叱り方に矛盾があれば、指摘して反抗するようになった。自分の怒りが不快なときに生じるものだと客観的に捉えるときもあるようだ。

あと一年すれば、もっと話が通じるようになる、このきかん坊と意思疎通できるようになる。そう期待して早六年。確かにちょっとは通じるようになったが、代わりにお釣りが返ってくるようになった。与えた熱量だけ、正にも負にも。そのうち、本格的に反抗期が来て戻り値はランダムになるのだろう。

三人乗り電動自転車の前の座席をカゴに替えようかと考えている。後部座席は6歳まで。もう長男は卒業なのだ。今後は次男がその場所を引き継ぐ。けれども、今はまだ自力でボルトを緩められる気がしない。

自転車から子供用の座席を完全に取り外すことになるのは二年後だ。その日を私は心穏やかに迎えられない気がする。早くここから降りてとずっと願ってきたのに、いざその時がくると、寂しくて仕方ないんだろうと思う。
本当に、ずっと願ってきたのにな。