12.6.10

おはようサンフランシスコ CA・OR・WAの旅 その1

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 5/18-6/8のカリフォルニア・オレゴン・ワシントン州の旅行を振り返る
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5/18の昼頃、6時間のフライトを経てSFOに到着。サンフランシスコと言えば海外ドラマ「フルハウス」。ゴールデンゲートブリッジをオープンカーでかっ飛ばすシーンから始まるオープニングが懐かしい。ケーブルカーが走っているとか、かなりの勾配の坂が至るところにあるとか、中華街がでかいとか、いろいろ事前情報を聞いてきたけれども、地理が分からねば何もできないわけで。

というわけで、空港にあった「シャペロン」という無料の観光案内誌を頼りに歩き回った。街の中心部となるユニオンスクエア近辺の宿に荷物を置き、初乗り$5のケーブルカーを横目にフィッシャーマンズワーフへ向かう。平日の昼から人混みが激しい中華街と、白亜の壁が美しい教会やその近隣のイタリア街を通過してピア39へ。それほど苦もなく歩ける距離。


フィッシャーマンズワーフで最も栄えているピア39--チョコレート会社Ghirardelliの工場跡は、完全に観光地のモールであった。端からは向かいにアルカトラズ島、遠くにゴールデンゲートブリッジが見える。ピアの内側にはアシカの集団がぶおぶおふごふご音を発していた。飼われているのかと思ったが野生らしい。

ゴールデンゲートブリッジは大きくて立派だったが、風が強くて寒い。橋の近隣はプレシディオという名の緑地が広がっており、そちらからの眺めがよかった。この一帯はもともとサンフランシスコ湾の入り口、ゴールデンゲートに建築された要塞とそれに関連する軍事領域だったようだが、今は公園として開放されている様子。


この旅行前に、SF滞在経験者にお勧めの飲食店を聞いていたので、そのケーキ屋を求めてさらにさまよったが、どうにも見つからない。夜も更けてどうしようもなかったので、翌日再度訪れた。結果的には、その店はあったが、なかった。移転後の新装開店のための工事中であったのだ。仕方ないので、隣にあった〈Bittersweet〉と言う名のチョコレートカフェにてホットチョコレートにブラウニーを食した。おいしかったが、一月分のチョコレートを摂取したな。

サンフランシスコはとにかく坂の多い町だ。山を削らずにそのまま街を作ったらこうなったという体で、丘の上部は一層傾斜が厳しく、路上駐車も傾斜に垂直となっている。その地でも有名な道がロンバード通りにある。自動車教習のS字ばりのくねくね坂道だ。下るだけの一方通行道路であり、道は花壇で飾られているが、運転者は目の前に精一杯だろうな。ちょうどどこかの小学生団体が見学に来ており、「これがあのロンバード!」と大はしゃぎで歩行者用の階段を下りていった。

2 コメント:

usao said...

サンフランシスコといえば、ハリウッド映画でおなじみのアノ坂だよねぇー。

つーかフルハウスは私も大好きだったよ。
ミッシェルがいつのまにかセレブツインズになっちまったのがなんとも時代を感じさせるぜぃ。

アシカが野生って怖くないのかね。
あの声でウゴフウゴフ言ってるんでしょ?

それにしても改めてアタシ、旦那と3週間も旅行できないかも・・・と思った次第です。

お帰りお待ちしておりまっす。
ご近所さん!

fomalhaut said...

街路樹に縁取られた坂をケーブルカーが下りていく…なんて風景で、きれいなところはついぞ見つけられませんでした。5月じゃまだ木の生い茂り方が足りないのかもしれない。

アシカはずーっとごろごろしていたよ。時々遊んでた。攻撃性は感じなかったなぁ。その点、アザラシはまったく遊ばずにひたすらごろごろしていた。

フルハウスの子供達は、もうみんないい大人なんだよねぇ。時の流れを感じる。