30.6.10

帰り道

朝4時40分にタクシーを呼び、Mass Pikeを通ってローガン空港へ。朝焼けの中に映るボストンのビル群の影が美しかったが、デジカメをどこにしまいこんだのか全く思い出せず。発券もセキュリティポイントも早朝だというのにめちゃくちゃ混んでいて、ゲートについたときにはすでに疲労困憊であった。

搭乗を待ちながら、ダンキンドーナツで最後のアイスコーヒーとドーナツを食す。ここのアイスコーヒー、一番小さいのをくれって言っても出てくるのはスタバのventiサイズなんだよなぁ。しかもミルクと砂糖を入れてと頼むと、本当に砂糖を入れてくる。じゃりじゃりしたアイスコーヒーに当初は面食らったけれど、慣れてくるとかなりハマったもんだ。ダンキンのドーナツはグレーズドでないのを選べるのも良かった。いつまでもクリスピークリームに負けないでほしいな。

てなわけで、ちょうど2年間に渡るアメリカ生活も終わり、ついに帰路に就いた。成田-ボストン間は直行便がないため、どこかしらで乗り継ぎをしなくてはならない。みんなの評判がよく、和食の機内食にも期待できる全日空にしてシカゴを経由地とした。そしたら、シカゴでは乗り継ぎ便が2時間遅れるとのアナウンス。ひっきりなしにお詫びの放送が流れ、$10分の食事券までもらってしまった。そんなにしなくてもいいのに。日本的だ。おかげで、W杯で日本が決勝トーナメント進出をかけた対パラグアイ戦をPKまで観戦できた。遅延してくれてむしろどうもありがとう。試合観戦に興奮しすぎて、夫は多くのクレジットカードを納めたiPod touchをケースごと落とし、搭乗直前に名前を呼ばれているのをやっと気づく始末。最後の最後までこれだよ。善意ある人が拾ってくれてよかった。

初の全日空は、赤ちゃん連れの人の隣だったので前は壁で足が伸ばせるのはいいのだが、座席が狭い。個別のモニタがついていて好きに映画が見られるのはよかったが、座席の狭さはいかんともしがたいね。機材がへぼいと悪評高いNWやデルタの方が座席が広い分いいなぁ。同じボーイングなのに、米系とのこの座席の広さの差はどうだろう。そういえば、最近はなぜか座席に恵まれていて、今回のボストン-シカゴ間もエコノミープラスで一番前だったし、ちょっと前にDCに行ったときも選んでないのにエコノミープラスだった。いずれもユナイテッドだけど、謎だ。

無事に成田についたら、案の定、湿気がひどい。そしてエアコンが弱い。日本らしい臭いを感じることはできなかったけれど、暑いのはすぐにわかった。気温はボストンより断然低いのになぁ。湿度恐るべし。

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