19.9.09

Never eat alone

大学の学生クラブが主催するソーシャルイベントに参加してきた。参加者は約100人、簡単なご飯と飲み物が供されて、2時間ほど歓談の後、ネットワーキングをがんばろう!という趣旨のミニプレゼンがあって、21:30に解散。会場に並べられた丸テーブルに自由に着席して、以後殆ど移動がなかったので、隣近所の人と会話をするくらい。人と交流するのは久しぶりで大変だった。親切なアメリカ人が相手をしてくれたので持った感じ。ご飯食べてお話しして帰ってきた。

プレゼンの内容は、人とのつながりを作るときには自分が相手にとって価値あるものを提供してwin-win関係を作ろう、というちょっと前によく聞いた感じの話。スピーカーは貧しい暮らしの中でいつも前向きな母親からホームティーチングを受けて成長し、運良くgifted educationを受け大学へ進学できたらしい。そこでどのグループにも属さない代わりに多くのグループに参加することをモットーに多くの人とつながりをつくり、結果、教授との縁でPh.Dまでとったとのこと。今は人間関係に関するコンサル業をしていて、人とのつながりによって今の自分があると言っていた。正に私の想像するアメリカ人の勝ち組。プレゼンも上手で聴衆を引き込んでいて、笑いの絶えない40分だった。さすがコンサルタント。プレゼンの中で「自分に価値がないと悲観するな、あなたにはあなただけの何かがある」とか「人とつながりをもったことを後悔するな」などと言っていて、アメリカ人でもそういう悩みを抱え人間関係をうまく築けない人がいるんだなーと感銘を受けた。ちょっとイケメンなこともあって、先着3名に本をプレゼントすると司会者が言った途端に10人ほどが駆けつけていたのが笑えた。

ちなみに、人とのつながりが大事な理由は自分が直接届かないリソースにアクセスするためであり、そこで信頼が損なわれたり、代替手段が見つかったときに人間関係は崩れるらしい。

終わった後にバスを待っている間は、風が強いこともあって寒かった。もう秋の終わりのような空気。女性の足下を眺めてみると、ブーツとハイヒールが半々くらい、1割ほどスニーカー。都会だね。私もブーツが欲しいなぁと思った。

2 コメント:

kenji said...

学校に行き始めたんだね。
ボストンにいるなら、仕事なり、勉強しないともったいもんね。
ハーバードといえば、2年前に出張でボストンに行ったとき通ったけど、近くにカフェとか服屋とか多くて便利な場所にあるよね。

さて、こちらは35度の炎天下で週末ゴルフが続いてます。みなさんよく飽きないなぁと思う次第。

fomalhaut said...

学費さえ払えば受講できるチャンスがあることに感謝してるよ。都会はすばらしいね。

ハーバード近辺はでっかい大学の城下町だけあって結構栄えてるんだよね。車を運転するには道が狭い割に交通量が多いので大変だけど、あの近辺に住むんだったら毎日楽しいかも。

ゴルフの腕は上達した? イサカでは結局しないまま終わったなぁ。住まいの隣にゴルフ場があったけど。