3.9.09

聴講その2

水曜の午後は国際課税のセミナーの聴講をすることになった。

夫の大学のウェルカムピクニックで知り合った教授が,私が学部時代に受講した国際課税の講師の留学時の指導教官だったらしい。その縁で,教授の授業を聴講してもよろしいと言ってもらえた。かつてとった学部の授業は大講義で,講師は東大から来ている人だったので,私は講師と直接面識はないけど,そのときばっかりは大学ありがとうと思った。

いざセミナーに行ってみると,登録者15人中8人が出席していた。みんなJD3年生でアメリカ税法(個人税)は受講済み,法人税法を今取っているかどうか,という段階らしい。国際課税のルールはOECDモデルを基準に各国で調整されている。一度は聞いた内容とは言っても,もう8年も前のこと。殆ど覚えてない。しかも当然のことながら,アメリカ視点なんて習ったこともない。おそらく学部時代に習ったのはOECDモデル中心だと思う。当時,じゃあ日本はどうなのと何度か疑問に思ったからなぁ。これはちゃんと見直さないとなーと危機感を持った。

とりあえずは学生が活発に議論するセミナーではないのが幸いだ。基本は教授が話して適宜生徒を当てる感じだった。ここのカリキュラムでは国際課税に関わる授業は講義はなくこのセミナーだけなので,どうしても教授から生徒へという流れになるんだろうな。

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