22.8.10

目を合わせたいよ

土曜の夜に「大学仲間の一人に奥さんを見せびらかしてもらおうの会」が開催された。

ささやかながら結婚祝いを贈るべく、それに先立ってデパートへ行った。ギフトや生活用品のフロアを中心に物色したのだけど、並んでいる物が尽く私の物欲をかき立てて困った。商品は日本製品より海外製品の方が多かったのに。鍋一つとっても定番のフランス製鋳物琺瑯鍋は何種類かあっても国産品は見つけられなかったし、電気ケトルだってちょっと素敵なデザインのものはデロンギだ。オシャレ洗濯用品コーナーはバスケットと木製のピンチハンガーで溢れていた(カビの心配はないのだろうか?)。デパートなんて一所にあんな大量の「ちょっといいもの」を集めるバイヤーすげえと思った訳です。

しかしながら、接客はかなり残念であった。デパートと言えばやはり商品+α(大概、それは接客になるわけだが)あんまり顧客本意とは言えなかったな。丁寧な対応はすばらしいけど、そのときはそれよりも迅速さを求めていたのに、小箱二つと袋一つの包装紙を巻く程度のラッピングに25分かかっていた。ハッキリ注文しないとダメな人だったのが残念だ。また、カタログギフトの見本を貰おうとした際には、店員6人・接客ゼロの状態で、私が声をかけても誰も気づかない。店員はそのとき、何かをお話していたり、ディスプレイを直したりするのに夢中な様子であった。売り場に顧客が踏み入れてきたら注意していろよ! というのは求めすぎだろうか。いつだって店員とすぐに目が合ったボストンが恋しいよ。まあそんなわけで、池袋の東口はもう行きません。

てなことがあって、宴会は少々遅刻。広島料理の〈雑草庵〉はでてくる瀬戸内のお魚料理がどれもおいしかった。お刺身の新鮮なことは筆舌に尽くし難い。食材はいずれも産地直送らしくその分予算も高めの店だけどまた来たいなぁ。たった一人でホールを回していたお姉さんとは、注文したい時によく目が合ったのもよかったなあ。

2 コメント:

usao said...

あららーハズレひいちゃったのね。

てか、デパートの凋落が叫ばれて久しいわけだからもっとガンバロウヨ。と思ってしまう。

でも、目を合わせたくない売り子さんとはよく目が合っちゃうのが困りモンだいね。

「こちらの色これが最後なんですよぉう↑↑すんごい着まわし出来ますし、私もコレと色違い2つも買っちゃいました☆」

うん。どぅーでもいい。

そうそう綾瀬のタイ料理屋はオーエンジャイという戦隊モノのような名前で土曜日のみ試合を見ながら食事できるらしい。
話の種にいってみるかい?

fomalhaut said...

商品によると思うんだよね。

売り場に来ても必ずしも買わない物(服や鞄などの服飾品)は自由に見たいけど、売り場に来ることと購入することのつながりが強い物(今回で言えばギフトとか)は店員が飛んできてほしいよ。

これは実は、私の問題の様な気がしてきた。この2年間で心の中に育ててきた日本神話と現実のギャップにうちのめされた好例なのかも。

それはともかく、オーエンジャイって言うのか~。行ったことのない地域だ。来週以降、調整しましょう。