12.8.10

帰省中

今週初めより帰省し、地元の友達と旧交を温めている。姿・しぐさ・話す内容、どれをとっても当時は想像つかなかったほどにみんな大人になっているのに感嘆しながらも、あの頃と変わらない笑顔に会えるのがうれしい。こうして仲良くしてくれる人がいることのありがたさよ。

友人の一人とは彼女の幼稚園児の子と小学生高学年の姪とともに遊園地にて再会した。友人とは15年ぶり、子供たちとは初めて。この姪っ子ちゃんは年齢以上にしっかりと従妹の面倒を見ながらも、まだまだ子供な部分もあってとにかくかわいかった。

彼女が観覧車が一番高いときにコクハクするとうまくいく確率が高いと言うので、姪っ子ちゃんもするの、と尋ねると少し首をかしげて、しない、とつぶやいた。照れているのかと思ったが、それに続いて言うには、カレシをつくるよりも楽しいことがたくさんあるし小6じゃカレシってよりも所詮ボーイフレンドに過ぎない、らしい。それにクラスの男子はかっこいいと言われたいだけだから、聞かれたらそう答えてあげれば満足する、とも。このお姉さんの恋愛講義には脱帽だ。しかしながら、だからこそさあ帰るぞという間際になって、今日の記念に一緒にプリクラ撮ろう、と恥ずかしそうに耳打ちしてきたときの表情と言ったらもう! 幼い子がはにかみながら勇気を出して誘ってくれたのと同じで、先ほどの「おねえさんモード」とはまったく逆であった。

人が成長していくのって素晴らしい自然現象だなと思う今日この頃。

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