曲目は以下の通り。
- DEBUSSY Prelude to The Afternoon of a Faun
- STRAVINSKY The Firebird (1945 suite)
- BRAHMS Violin Concerto
クラシックこそCDで聞くのではなくコンサートに行くべきだと思う。CDの演奏はうまいけれども(市販のCDでもヘタクソなやつもあるが、それはまた別の話)、小さなスピーカーからを通すとそれだけ狭められる気がする。少なくとも家の15cm*8cm×2個のスピーカーは小さすぎる。5.1chの音響システムを使うと違うかもしれない。いいイヤホンを使うと、例えばバイオリンが右手前から、ホルンが正面から、トランペットが右奥から聞こえてくるのがわかる点でスピーカーに勝るけれども、演奏している姿が見えないのが決定的だ。その点コンサートは自分の視界一杯から音が聞こえてくるし、演奏家が見えることもあってそれぞれの楽器の音もわかりやすい。ひいては各楽器が担うフレーズが際だち曲が立体的に感じられる…気がする。
それと、クラシックでも聞いていられる曲と聞き続けるのにエネルギーが必要な曲があるとつくづく思った。旋律があってそれを補佐するように伴奏がある曲と、どこにメインのメロディーがあるのかわからない曲。前者はわかりやすいし、もしその旋律が自分のツボにくると、もう100回でも聞いていられる。その点ブラームスは偉大だと、今日の演奏を聞いていて思ったのだった。三楽章とも楽しく聞けたもんなぁ。口ずさみながら聞ける感じ。そのほか例えばブラームス交響曲1番なんてコンサートの定番だけど、定番になるだけのことはある。
好きな曲と言えば、ドボルザークの交響曲5番もそうだ。この曲はマイナーすぎてなかなかCDが売られていない。かつて2chのどのCDを買うべきかスレみたいなところでおすすめのCDを教えてもらったもんだ。ちなみに、この曲を認識したのは「のだめカンタービレ」からであった(日本編のニナ・ルッツ音楽祭で選抜オケが演奏した曲目の1つ)。いろいろ書いてきたが、きっかけはそんなもん。
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