16.3.09

サンディエゴ2 -ヨシュア・ツリー

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3/14-3/20のサンディエゴ旅行を振り返ってみる。
写真はこちら
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U2のアルバムにJoshua Treeというのがある。サンディエゴの近所にも、その名を冠した国立公園がある。前情報によると、どうやら岩石砂漠らしい。砂砂漠すら見たことはないが、それは実家付近の砂丘からなんとなく想像できる。が、今回は岩石砂漠ですってよ! 

まあ後から、U2のアルバムのジャケットはここで撮影されたものではない、ということが判明したのだけれども。

3/16 Mon

前日のキューバ戦に勝利した日本の次の試合は、一日空けた火曜となる。合間のこの月曜にJoshua Tree National Parkへ行き、一泊することにした。車を走らせること約3時間、公園の南側の入り口に到着。

NP付近は山がちな地形で、ハイウェーは谷間に敷かれている。途中、風力発電のプロペラ型風車が立ち並ぶのを見たが、壮観であった。道の右にも左にも、カーブの先にも目の前の丘の上にも、おびただしい数が設置してある。同じ場所であっても、向きが微妙に違っていて、回っている風車とそうでないものとあった。発電に備えるというのは、なんと大変なことよ。

さて、今回の車はコンパクトカー(クライスラーのPT Cruiser)。50-60km/hくらいで走る分には非常に燃費がいいが、高速で調子に乗って120km/hとか出しちゃうとあっという間にガソリンがなくなる。公園に到着する頃には這々の体になりつつあった。途中で公園を北脱してガスを補給し、なんとかなったけど。

NPは複数の砂漠にまたがって指定されていて、南と北とで少しずつ風景が違う。南はより乾燥しており、低木の周りにのみ草本が根付いていた。時に水脈があるであろう場所には大きなソテツが聳えていたりもしたが。中央部は土砂の浸食によって現れた巨石がごろごろしており、その合間から枝の細い中低木が覗いていた。巨石群はロッククライマーには垂涎ものという。確かに何人か見かけた。このあたりから北へかけて、このNP目玉のジョシュア・ツリーが生えている。これ、木でなく草らしい。大きかったよ。枝がうねうね出ている様子が、神が西海岸へおいでおいでしているように見えたので、モーゼの跡を継いだジョシュアの名をつけたと言われる。しかし、私には天国を求めて悶え苦しむ地獄の人に見えるよ。それくらい、このNPはどこも荒涼としていたのです。乾きすぎ。

この木(木、というのが正しいかはわからんが)、持って帰りたいと思った。

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