26.2.10

かゆくてもう大変 カンクン6日間 その3(完)

2/18-24のカンクンの旅を振り返る。

▼2/23 Tue お魚と泳ぎたいヨー、再び

前日夜まで、体験ダイビングをどうするか悩んでいたものの、申し込んだツアー会社の対応があまりによろしくなかったのと、私の船酔いが限界であったために取りやめた。思ったより楽しかった市街地にもう一度行っても良いなぁと思いつつ夜が明けたら、夫がジャングルツアーに申し込むぞと決心していた。ホテルゾーンのある砂州の内側、ラグーンのマングローブ林をブレーキの付いていないモーターボートでかっ飛ばし、ホテルゾーンの南端にあるポイントでスノーケルをするツアーだ。これがなかなか楽しかった。魚もいっぱいいたしね。

この手のジャングルツアーというものを催行している会社はいくつかあるが、どれも行く先は同じ。スノーケルポイントには黄色のブイが浮かせてあり、そこから出ないようにと指示される。が、私たちの申し込んだところではガイドがあちらこちらに連れて行ってくれた。少し離れたところまで泳いだものの、ライフジャケットを着たままなのでそれほど疲れない。岩場に近いところにたくさん魚がいて感激したなぁ。すぐそばを通り過ぎていくエイも見られたしね。途中、ガイドを見失って珊瑚の岩場につっこんで痛い思いもしたけれど、スノーケル、楽しいんだねぇ。

カンクンのあたりは2005年にハリケーン・ウィルマに壊滅的なダメージを与えられ、珊瑚なんかはかなり死んでしまったらしい。確かに被害にあったのかと思わせるような寂しい海底風景もあったけれど、岩場に海草や珊瑚が揺らめき、その間に様々な魚が泳いでいる様子を見て、自然の回復力はすごいなとただひたすら思ったのだった。

ボートの運転もしたが、船酔いしなくて良かった。遠くを見るのがコツなのか。

最後の夕飯は、再びカンクン市内に赴いてアメリカ版ガイドブックおすすめのシーフードレストランでとることに。メルカド28という名のおみやげ物市場という恐ろしい場所の中心部にある〈El Cejas〉はガイドでも予算が$-$$$と安かったり高かったりする恐ろしい店であるが、ここのシーフードスープとセビーチェ(魚介のマリネ)は絶品であった。調理物もタコのニンニク炒め、イカの唐辛子炒め、ソフトシェルクラブのニンニクグリル、どれもよかったなぁ。ただ、生牡蠣はニューオーリンズの勝ち。なお、ここでかなりおいしかったのは、レモネードならぬオレンジエード。アレ、絶対生果汁だったよ。また飲みたい。



▼2/24 Wed 夏も終わり

帰りの飛行機は午後の便にしたのに、朝から雨。傘もない。近所にあった土産物市場などに散策しに行くが、もうこれと言って買う物もないし、すぐに「やすいやすい、たかい」「ちょっとみていって」とか声を掛けられるのが怖くてすぐに宿に帰還。昼食は近所の日本食屋〈K's Cafe〉で評判の浜汁定食やうどん、そばを食す。魚介出汁の味噌汁はおいしいね。でも汁物的には昨晩のシーフードスープが随一だなぁ。ここで一番おいしかったのは、サービスでつけてくれたデザートのマンゴのアイスバー。果肉入り最高。コストパフォーマンス的には、この旅行中で一番高いご飯でした。

で、ワシントンDC経由でボストンに帰還。さて、今回の帰りの空港トラブルは夫の入国許可紙紛失事件でした。メキシコ入国時に書いた書類の半券をパスポートに挟んで返されたのだが、これは出国時に必要で、もし紛失したらUSD$45または$500の過料が課せられる。しかもキャッシュのみ。最後の最後にATMでペソを引き出すことになった。ここの空港の発券手続きはやけにのんびりしていたこともあったが、これのために完全に時間に余裕がなくなり、免税店物色ができなくて残念であった。ちなみに、前科は新婚旅行の時のマドリッドでの財布紛失事件。あのせいで乗り換え地のCDGでの免税店散策が不可能になったんだよなぁ。ロストラゲッジなんかは一度もないんだけどね。

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