8.2.10

スーパーボール雑感

この週末は一歩も外に出ず終わった。よく寝て睡眠欲が満たされた。いやー満足。もっとも、昨日はなんだか体調がすぐれず寝込んでしまい、今日はスーパーボールだからTV観戦のために絶対に家にいる! と強い決意を示した同居人がおり、引きこもったのは必然だったんだろう。

昨年は全然アメフトを見なかった。今年はケーブルテレビに加入したこともあって、夫がシーズンの初めからずっと見ており、その影響でおおまかなルールは分かるようになった。なにしろ見やすいのがいい。アメフトが他のスポーツより勝っているのは、一度の攻撃が短いこと、これに尽きる。

私はスポーツ観戦それそのものに強い関心があるわけではないけれど、観戦時の馬鹿騒ぎは大好きなので便乗したくてうずうずしたものだ。昨年のニューオーリンズ旅行の際、その時まで全勝を保っていたニューオーリンズ・セインツのユニフォームを道行く人みんなが着ており、やはり地元のチームが強いと盛り上がりが違うなと思った。まあその時は、旅行中にあったゲームで全勝がストップしてしまったけれど。

そんなわけで、本日のスーパーボールを見てしまった。ニューオーリンズ・セインツ対インディアナポリス・コルツ。そして前評判に反して、個人的に馴染みあるセインツが勝ったのが良かった。セインツは1967年の設立以来ずっと弱かったらしい。2005年の台風カトリーナによって本拠地のスタジアムまで被災してホームでゲームができなくなった。アメフトはホームかアウェーかに試合の結果が大きく左右されることもあり、2006年はひどい成績に終わった。その後無事にスタジアムも改修され、2009年の今回、初めてスーパーボールに出場でき、復興の象徴みたいなのも背負っていたのかな、と思う。それに対してコルツは強いチームで、過去何度もスーパーボールで優勝しているほど。弱いセインツと比べたらやっぱり悪役だろう。まあ試合を見ている最中、劣勢になったコルツに肩入れしたくもなったけど。

ボストンのフリーペーパー「Metro」にもこのスーパーボールの特集記事があって、ジョークまじりなのがおかしかった。例えば、コルツの花形選手マニングは父親も弟もNFL選手でサラブレッドだが、マニング家はそろそろ独占禁止法にひっかかるんじゃないか、とか。今回はコルツが負けたので独禁法の適用は見逃してあげたい。ちなみにマニングの父はその昔、弱い時代のセインツの選手だった。何か因縁を感じる。

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