5.1.09

フロリダ旅行8 ドライブも終盤


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12/17-12/31のフロリダ旅行について振り返ってみる。
写真はこちら
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12/29
この長く、短いフロリダドライブも最後の目的地へ向かう道程となった。全米で金賞を受賞(しかし誰の主催する何の賞かは不明)した自然公園であるWakulla Spring State Park(B)に立ち寄りつつ、ペンサコーラ(C)へ。

朝、ホテルを出ると一面の霧。こんな中運転するのいやだなー、と思いつつも、出発。途中でこの旅初の雨に見舞われつつ、細かいカーブを時速70マイルで進み、午前中にワクラスプリングへ到着。

ワクラスプリングは、その名の通り湧き水の泉の公園だ。ここではボートツアーに参加する。結論から言うと、ここが今回のフロリダ旅行で一番すばらしいところだった。水の透明度はもちろんのこと、多くの糸杉にロングモスやエアプランツが寄生、またはぶらさがっていて、木の根もとにはかつて倒壊した別の糸杉の幹が浸食でピナックル状になっているものがいくつも聳えていたりして。珍しい生き物も多い。水鳥を中心とする鳥の中には、水の中に潜って魚を追うダイビングダックや、尾が七面鳥のようになっているウォーターターキーがいた。魚も豊富で、なぜか水中を跳ぶものもあった。トビウオのように前方に向かって飛んでいくのではなく、上方にまさに飛び跳ねるように移動するのだ。もちろん、例によって微動だにしないアリゲーターやカメも多く見かけた。ここにはロッジがあって宿泊も可能。また来たいと思わせる場所だった。むしろ住んでも良い。

後ろ髪引かれつつ、最後の目的地であるペンサコーラへ。実はここも350kmほどあり、マイアミ-オーランドとあまり変わらない距離だ。しかし、細かいカーブが続くのと、追い越し車線を走りたがる大型トラックと競り合わざるを得ない状況に少し疲れてしまって、途中で休憩をとったりした。

それでも、日が暮れる前にペンサコーラへ到着。かなり北上してきたとあって、この町は寒かった。砂洲にはホテルが建ち並び、夏には大盛況のビーチリゾートなんだろうと思われる。ここは白い砂浜で有名な地域で、アパラチア山脈から流れ出る水晶のかけらが砂のもととなっているらしい。砂浜は白すぎて熱を反射すると聞いていたとおり、かなり冷たい。砂はとても細かく、柔らかい感触だった。水も冷たく、泳ぐ人はほとんどいない代わりに多くのサーファーでにぎわっていた。海の水もきれいで、素直に夕焼けがきれいだと思えた。

夜にはビーチのそばにあったシーフードレストランでカニの盛り合わせとシーフードフリッターの盛り合わせ、生牡蠣を食す。この旅で向こう3年分の揚げ物を食べた気がする。

走行距離 551km

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