昨日に引き続いて次男の誕生日であった。今日はケーキを食べてプレゼントを渡すミッションをクリアした。子どもにとっても大人にとっても、一年のうちで大切な日の一つである。
子どもが7歳になるということは、出産をしてから7年が経ったということだ。前夜8時過ぎに1歳10ヶ月の長男を寝かしつけ、やれやれと暗闇の中で携帯をいじっているうちに、下腹部痛がじわじわと起こり始め、怪しみを感じて産婦人科に電話をしたらすぐに来るようにと指示をされたあの夜から、7年と一日が過ぎたのだ。
私の腕の中にすっぽりとおさまっていた赤子は、いまや重たいランドセルを背負って小学校へ歩いて通う。一端の口をきいて、使いたいブロックを兄と取り合って泣き叫び、寝込む私の額を撫でる男の子になった。
あっという間だな。成長って不思議な自然現象だ。この先、誕生日が来るたびに、彼の成長を振り返って、こんなこともあんなこともできるようになったと寿ぐのだろう。
自分の誕生日になると、その日を迎えるたびにまた一歩死が近づいたと考えてしまうのに。
不思議なものだな。
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