8.3.19

やっぱりこの作者だった

漫画「Blue Giant」を読んでいる。ジャズのテナーサックスを吹く主人公がひたむきに努力していく話。メンバーを見つけて三人でバンドを組んで、それぞれ頑張りながら成長していく。めっちゃ良い。最終巻は全話号泣した。

なのにさ、最後の最後、このシリーズを終わらせるのにええええーって展開になってしまった。あーこの作者、前作の「岳」も…ということを思い出した。
今、続編のシリーズが連載中なんだけど、相変わらず熱くて泣けるんたけど、いつひっくり返るか心配。

一生懸命がんばっている姿に胸を打たれることが増えた。年を取ったからかな。10代、20代、30代と、ひねくれたり斜に構えたりいじけたりしてきた。そういう曲がった自分の視線が、最近、ようやくまっすぐになりつつあるのわかる。
去年知ったエレカシに感銘を受けたのも、一周回って素直に前を向いている彼らの姿が、自分の流れに沿うものだったからと思う。
命の残り時間ということを考える。回り道をしているのがもったいない。

来月には40才になる。まさかこんな年齢まで達するとは、と不思議な気分でいる。
あと二年で、私は父を追い越す。

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