17.5.18

暑くて融けそう

30度ってこんなに暑かったっけ。外を歩いていて、浴室内を回遊しているような錯覚に陥った。

こんな季節になると、ありとあらゆる皿に薬味を一掴みぶちこみたくなる。

幸い、今は店先に新生姜が並んでいる。茗荷、大葉、分葱などとともに刻んで、さっと水にさらしてあくを抜き、タッパに入れたらキッチンペーパーで覆ってから蓋をする。そうしたら、ひっくり返してから冷蔵庫にしまうのだ。もちろん、使う時には天地返してから開ける。でなければ全部溢れる。

こうしておくと、抜けた水分はみんな吸収されるけど、蓋を開けるたびにペーパーを取り替えることでつねに余分な水分を取り除くことができる。

薬味は味噌汁椀に投入するもよし、納豆に山盛りのっけるもよし。

ついでに今は鰹が出てきたので、すし飯にこの薬味といりごまをたくさん混ぜ込み、皿によそって、揉み海苔を敷き、醤油、みりん、酒で漬けにした鰹を並べれば初夏のお手軽ちらし寿司である。
暑いからほの甘い酸味のあるすし飯がおいしいし、薬味の香り、ごまの弾ける食感、生姜の優しい刺激が鰹に合うんだな。

この場合、加える辛味はわさび一択だ。
鰹の刺身にはおろしにんにくとおろし生姜を混ぜて醤油に合わせるという、大変下品美味しい食べ方もアリだが、にんにくは薬味の爽やかさを全部踏み潰すからもったいない。

というのが今日の夕飯でした。おいしかったー。

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