5.10.18

給食あり運動会のススメ

今週半ばに小学校の運動会があった。
平日に延期されたので給食があり、親子で昼食とはならなかった。そもそも平日で、学校に来られない保護者も多かったことだろう。我が家も夫は出勤、次男は登園となり、私一人の参観となった。

のだが、これが本当によかった。
とにかく気楽。
まずは弁当事情。家族全員の弁当を作るという負担がなく、運動会ならではの豪華弁当を考える必要もなく、心軽く迎えた当日の朝、部屋に差し込む陽の光がなんとも眩しかったことよ!
そして観覧の適当さ。弁当がないということは、つまり荷物も最小限で済むということ。単身で来るならば、自分用の敷物一つ、あるいはキャンピングチェア一脚あれば十分。
小学校の運動会は、児童数が多いため、おおよそ三種類の演物を学年別に行う。徒競走(個人競技)、表現、団体競技。それに選抜者のリレーと応援合戦。なので、自分の子の学年が終わると、しばらくは待機時間となる。ここの小学校は校区がかなり狭いこともあり、帰宅する人も多くいたことだろう。私も二度帰った。
だらっと見て、好きなときに帰れる。
運動会の辛さは、実は、一日中地べたに座ってあの場にいなければならない、という点にあるのではないかと思った。

グラウンドの広さにおける人口の割合もほどほどで、人混みで観覧が厳しい近隣校に比べたらかなり恵まれた環境だった。こういう運動会なら毎年来たいものだ。
長男も私が見に来たことに気づいて喜んでおり、その日の夜は寝るまで上機嫌だった。

ちなみに、一年生の出場種目は高学年に比べるとやはり簡単なものが多く、まだまだ幼稚園の延長だなと思う部分もあった。けれど、大きな子たちを見慣れた保護者からは、一年生なんてその場で動いているだけで愛らしく見えるようで、いるだけでおーるおっけー! 全部かわいい!! で済まされていた。私もそれには同意する。

今どきだなと思ったのは、競う方法について。
各クラスとも二分割され、紅白組に分かれて競技ごとの点数を競う。よって、徒競走では56人が同時に走るものの、一位の児童が紅白どちらの組に属するかだけを見ており、順位はつけなかった。 最後、紅白どちらが勝ったかで優勝旗を授与するので、それなりに競争本能は満たされている様子だった。

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