12.9.11

散歩


9月に入っても依然として残暑が厳しいが,8月の酷暑の頃に比べればかなりましになった。日が傾いてくると,湿度がそれほど高くないこともあって日陰ではかなり涼しい。そんなわけで,やっと子を散歩に連れ出したのだった。

初めての散歩はとりあえず近所で手短に,というわけで佐鳴湖公園へ。高校2年生のマラソン大会以来だが,山の上の風景はそれほど変わっていなかった。大量に植えられている桜の木が木漏れ日をつくって気持ちいい,とストローラーを押して歩き出した直後,やられたよ,蚊に……! 黒と白のしましまボトムのあいつである。赤ちゃんにたからないように手で払いつつ歩くも,手足をのびのびとさらけ出している私は格好の餌食であり,自分の身までは守れなかった。負傷は両脚に計10カ所。かゆくてたまらん。道理ですれ違う人がみんな長袖長ズボンなわけだ。日焼け対策もあるだろうけど。結果,ものの10分で退散。夏場に林の中の遊歩道を歩くのは自殺行為だ。

日を改めて,今度は午前中に散歩へ出ることに。時間は午前10時,天気は晴れ。授乳直後に私の飲料も用意して再度出発した。日差しはあるものの風がさわやかで,家の周りよりもう少し歩けるように思えた。…のだがそれもまた罠であった。上述の公園へ再度赴くと,交通量の少ない道を選んだばっかりに遠回りになってしまい到着まで片道20分。その間,気温は上昇していく。暑い。日差しがまぶしい。公園の日陰のベンチで休むも,子の足の裏が熱くなってきた。振動で眠ってはいるが,寝かされている背中も熱くなっていることが容易に想像でき,滞在時間およそ3分にして帰路につく。 今度は多少歩道が狭くとも最短距離を行くことにしたら15分で帰ってこられた。家に入る頃には親子共々汗びっしょり,お風呂に駆け込んだ。まだまだこの時期,朝早くでなければ午前の散歩は自殺行為だ。

今度は夕方,日陰に入った公園の湖畔を歩きに行こう。湖畔の遊歩道は山の上と違って藪が少ないためヒトスジシマカも少ないだろうと踏んでいるが,実際にはいかに。

初回も山の上から湖畔へ下りようとしたが,未舗装の坂道はストローラーのプラスチックのタイヤでは振動がひどすぎて歩き続けられなかった。このときばかりはチューブタイヤのストローラーの方がよかったかなとちょっと考えてしまった。でも多くのストローラーはプラスチックのタイヤだから仕方ない。

3 コメント:

usao said...

今年の蚊に食われた箇所は1箇所!このスコアを守り抜くぜ!

ここ数日暑くてたまらないねー。赤ちゃんは体温が高いから一緒にいると余計に暑いやね~。汗疹注意ー。
てか、昨年の今頃は一緒にネズミ王国にてハロウィンの踊り踊ってたってのに、母上になってるし。

あ、そうそう。ついに仕事がなくなっちまった。ケヘヘ。いちから勉強しなおしだぜ。

fomalhaut said...

35度を越えると蚊の活動がなくなるけれど,そこは越えんでいいと言いたいね。一カ所だけなんて,都会暮らしはいいねぇ。

それより,最後の話が気になる。今度また詳しく聞かせてください。

usao said...

mixiのメッセにでも書くわー。
頭の中はテレサテン♪時の流れに身を任せ~貴方の色に染められ~