近所のレンタルビデオ屋は旧作ならいつも100円で借りられる。しかも、人(というか車)の流れから外れているせいか、在庫が豊富。そんなわけで、ちょいと借りてみた。
●ザ・ロード(2009)
終末映画。レンタル屋でジャケ借りしようとすると、ついついこの手の暗いものばかりになってしまう。おもしろそうだと思わず選んでしまうが、見た後に言葉を失ってしまうことが多く、娯楽としてはあんまり適していない。でも気になってしまう。二律背反。
文明が崩壊して、食べ物を求めながら南へ向かう親子のロードストーリー。舞台設定として、他人を捕食することで生きながらえることを選択した人たちばかりがいる世界。彼らから逃げながら「善く」生きることを父親は息子に説き続け、それに応えようとする息子がいじらしい。ただ、その悲惨な背景が何度か描写される度に画面を見るのが辛く、先にネット上であらすじを見てしまった。同じ終末映画でも救いのなかった「エンド・オブ・ザ・ワールド」よりは鑑賞後の気持ちは軽いが、それでもやっぱり怖い映画だったなぁ。
●LAコンフィデンシャル(1997)
冒頭から警察がかなり暴力的で、全編この調子だと見ていて辛いなぁとながら見に逃げてしまった。
ある事件をきっかけに明らかになった、警察内部の腐敗と戦う刑事二人の奮闘物語。時代背景は1950年代なので、警察はそれなりに正しかろうと推定できる現代からすると、不正がまかり通る警察などの辛い描写が多かった。最後まではらはらした。
次回に借りるのは、はらはらしないどーでもいい話のビデオにしようと固く誓ったのだった。
9.4.11
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2 コメント:
LAコンフィデンシャル懐かしい。
売ってた売ってた。ビデオ屋時代に
売ってたから1997-2002くらいのビ
デオはダラダラよー観てた。
キム・ベイシンガーの美しさだけを
覚えているってのが流し観してたの
がバレバレだ!
タイトルは有名だけど結構古い映画だったのね。借りてみて初めて知ったよ。アメリカ映画って感じでした。
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