4.9.10

音楽ならなんでもよかった

土曜は音楽漬けであった。日中はこの日封切りのミスチルの映画「Split the Difference」を見に豊洲まで出かけ、夕方にはテレビで「題名のない音楽会」の再放送。

映画は二週間限定公開でスクリーンが少ないということもあり、新宿はすでにほぼ売り切れ。人気あるんだね~。2時間ちょっとのフィルムは、レコーディングと兼ねたパーティ形式のミニコンサートから東京グローブ座でのファンクラブ限定小規模ライブまで段階を踏んだ、一連のコンサート企画をドキュメンタリー形式にしたもの……と書くと、ライブの裏側全部見せます的なわくわく感がある。が、実際は初めの一時間は、ミーティングやレコーディングの中でアレンジをしていく過程を手撮りした動画を断片的につなぎ合わせたもの。小林武史がアレンジを考えて指示を出し、その通りにメンバーが演奏して曲ができあがっていく流れは興味深いものがあった。しかしながら映像自体は手ぶれがひどく、久々に画面酔いした。まあなんて言うか、プライベート映像? 後半は各コンサートから演奏風景をピックアップしてあり、こちらは大きなカメラが入っていた模様。古い曲が多く流れて楽しい。

1 NOT FOUND…あれ、これライブでやる曲だっけ? とイントロで耳を疑った。レコーディング風景のみの映像。CDよりも悲壮的で、桜井が満面の笑みで歌う昨今のミスチル曲とちょっと違う感じ。
2 Everything (It's you)…一曲目よりも悲壮だった。
3 SUNRISE…まさかこれを映像付きで見られるとは! 嬉しい。
4 ファスナー…スガシカオをゲストボーカルに迎えて、本人の提案でファンキーなアレンジになっていた。楽曲とスガの声が合っていて、誰が起用を決めたのかが気になるところ。どうでもいいけど、スガと桜井のファッション、いずれも体の線が見えるTシャツに、ネックレスやらブレスレットやらいろいろつけていたのに惹かれてしまった。私も皮のとシルバーのブレスを重ねづけしたい。
5 …渋い。誰得!? 歌詞がちょっと思春期な感じで身もだえさせられるのでたまらないけど、でも聞いちゃう、そんな人は結構たくさんいると思う。
6 Surrender…まさかこれを映像付きで見られるとは! その2。
7 Another Mind…まさかryその3。アルバム「versus」は思えば初めて聞いたミスチルだったな。
8 終わりなき旅…定番曲。まあ全部マイナー曲にするわけにはいかないだろうからね。
9 横断歩道を渡る人たち…フィルムの中でアレンジの過程を細かく追った曲。随分壮大なイメージになった。CDの段階、つまり初めからこういうのができあがっていればいいのになー。
10 ニシエヒガシエ…定番曲。相変わらずライブ映えするね。
11 Forever(新曲)…最近のミスチル曲。微妙にひねくれているけど、その真意はストレートなラブソング。来年のap fesの桜井像が目に浮かぶ。
 
今後の商売的には、再編集した映画・グローブ座でのコンサート・レコーディングしてたCDに豪華ブックレットをつけて、完全受注販売で一部15,000円で発売すると予想。よし、映画に入らなかったおまけ映像も特典でつけてあげる! と思いめぐらせたのでした。

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「題名のない音楽会」は期待通りすばらしかった。30分は短すぎるほど。ノビヨにもっとしゃべってもらいたかったが、インタビュー内容としてはスマブラの人が一番おもしろかったな。今のゲーム音楽って音楽そのまま収録してるんだってね。昔は音色と楽譜をつっこんで、ゲーム内部の処理として3音や8音で演奏させていたというのに。技術革新はすごい。

それと、ドラクエ3はゾーマ戦からプレイしたい。BGMを聴くために。

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