マイアミはフロリダ半島の南西にあるので、まずは南に向かうことにした。
フロリダ半島は、その南西から南東に向かって、小島が点在しており、南東の果ての島であるキーウエストまで橋を架けて一本の道路をつなげてある。この小島群をフロリダキーズと呼ぶ。島のことをキーと呼んでいるようだが、アイランドも存在するので、キーの正確な意味は不明。道路はUS1(国道1号線)である。
12/18 Wed
フロリダキーズの北部には珊瑚礁があると聞いていたので、はじめにビスケーンナショナルパークへ向かう。
マイアミ市内からはまず高速に乗り、途中でUS1に降りて進む…というルートだったが、高速は大変であった。イサカ-シラキュースとは比較にならないほどの交通量および車線数。出口が右にあったり左にあったり、他のルートへの乗り換えも左右にあるので、3回ほどカーナビに従うことができず、泣く泣く高速を降りて、また乗って…ということをした。混雑時の車線変更ほど恐ろしいことはないね。なんとかUS1までくると、車両数は多いものの走行速度は遅いし、信号も多いしで、気が楽になった。
ビスケーンNPへの道中は、写真のようなアメリカ的な農業機械を見かけるくらい田舎。何もない。速度標識もない。イサカと良い勝負だと思った。
で、ほっとして公園に到着。ここでの目当てはボトムグラスボート(船底がガラス張りになっていて、船に乗って海中の様子が見られる)での珊瑚礁見学であった。のだが、なんと今週中はボートが修理中とのこと。ビジターセンターの方がジョン・ぺネカンプ珊瑚礁州立公園でも同じツアーがあると教えてくれ、そちらに予約の電話を入れてもらった。海沿いをちょっと散歩。初めて生で見るマングローブに感動するも、滞在時間約40分でここを後にする。
そこからまたUS1に戻って南下。道沿いに魚料理を唱うレストランが目につくようになり、その内の一つでサーモンサンドイッチとフィッシュアンドチップスをテイクアウトし、ペネカンプSPへ。こちらはビスケーンNPと異なり繁盛していた。
グラスボートに乗って、マングローブの森を抜けて珊瑚礁ポイントまで約1時間。海は波が高く、おかげで船酔いがひどかった。ボートの底に見える珊瑚礁や色とりどりの魚、海草は確かにきれいだったけど、それより陸地が恋しかった。
フロリダキーズの島はいずれも標高が低く、外洋の浸食にさらされている。島を取り囲むように生息するマングローブは、図らずも天然のバリアーになっているらしい。
この日は、フロリダキーズのおよそ真ん中にあるマラソンという街で一泊。
走行距離: 約195km
22.12.08
Copyright 2009 Longitude 139°34′. Powered by
Blogger.
Blogger Templates created by Deluxe Templates
Designed by grrliz
Blogger Templates created by Deluxe Templates
Designed by grrliz
0 コメント:
Post a Comment