22.6.15

パンを焼く


ホームベーカリーを導入してから早3年,これまではだいたい食パンしか作ってこなかった。いろいろ配合を変えたり,あれやこれや足してみたりしたけどついに飽きてきたので,生地だけこねてオーブンで焼くというやつをやってみることにした。

その前に,我が家にはフードプロセッサー様もおわすのだが,こいつが生地こね機能もついているので,まずはこっちで。レシピはフープロについてきたもの。強力粉,砂糖,塩,バター,水,イーストで,乳成分なし。結果から言うとできたパンはかなりぱさぱさ。夜に焼いて翌朝に食べるのでも,何かぬらないと口の中が砂漠化する。この時は,煮リンゴとカスタードクリームを巻き込んでアップルカスタードロールよろしく成形してみたのだけど,クリームが少なかった。結局,こんもり乗っけて食べました。そしたらいけた。

フープロはこねることしかできないので,一次発酵,ベンチタイム,二次発酵も全部自力だ。二次発酵前の成形を子どもとやろうとして時間がかかりすぎたのも敗因の一つであろう。今度はちゃきちゃきやろうと心に決めるのであった。

二度目はホームベーカリーで。今度は砂糖を倍量に,水は牛乳に置き換え,さらにスキムミルクも投入。普段のホームベーカリー食パンでは,スキムミルクを使えば牛乳はなしであるので,乳成分もさらに倍,である。かなりふわふわ。夫からも,おっ,今度はおいしいぞ,的な反応をもらった。ついでに余ってた蒸かぼちゃも投入したのでかなり黄色いパンになった。

ホームベーカリーは一次発酵まで済ませてくれる。釜から取り出したらかなり理想的なさわり心地で,この段階で勝利を確信していた。そのため,そのあとの工程は子供には手を出させず一人でやった。今回はちぎりパン。

で,それをサンドイッチにしたのがトップの写真である。お弁当にして動物園に出かけましたとさ。

三度目,前回の成功に味を占めて,でも今度は強力粉を地粉に変えてみた。そしたらまー,生地がまとまらないこと! 中力粉だからどうかなーと思ってはいたけど,やっぱりグルテンが足りなかったようだ。適当にパウンド型に突っ込んで,適当に二次発酵して,適当に焼いた。若干パサついていたけど,子どもたちは喜んで食べていたからいいか。

教訓
強力粉を使うべし
砂糖と乳成分は多めが吉

手こねはめんどくさくてまだやれないなー。それとアメリカで買ったローフパン,持って帰ってこればよかった。日本のオーブンには入らんと思って置いてきたけど,きっといける。

0 コメント: