18.4.15

家事と育児と

子どもが小さいころは特に,家の中のことがままらないということがよくある。そして,それに対して「家事なんて手抜きでいいよ」という慰めまでがテンプレートである。

でもね,本当は,思いっきり家事したいのよ。育児って人間相手の仕事なので,私の思い通りに事が運ばないことが多い。というかそれが出発点。だけど,家事は極めてプライベートなことで,自分の思った通りにできる。しかも成果は目に見えて分かりやすい。料理なら食べる,洗濯や掃除ならきれいにする,などのゴールがちゃんとある。そして達成まではほかのことに比べたら簡単。さらに,家族のためという大義名分もある。なので,専業主婦で社会からの承認が得られない立場としては,家事をこなして自己承認したいのです。ささやかでも,わたし,まだできる! って感じたい。


だから,家事をする時間が欲しい。自分の時間が欲しい。

家事が億劫なときには,冒頭の言葉はとてもうれしいんだけど,残念ながらいつもいつもそうとは限らんのです。

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