25.10.08

車社会で車を買わずに生き抜く方法

何度も書いているが、ここイサカはとにかく自動車社会だ。でも車を持つには、地域のDMVへ自動車登録をしなくてはならないし、当然ながら保険にも加入しなければならない。運転免許はNY州では日本の国際免許で通用するが、好みで州のライセンスを取る人もいる。当然、ガソリン代もかかる(今日の全米平均は1ガロン=約3.785リットルで2.6ドルだった。日本に比べればはるかに安い)。車を持つのは何かと面倒だし、コストが大変だ。

何とか車を買わないで暮らすにはどうすれば良いか、ということで、カーシェアリングを利用することにした。年会費200ドルで会員になると、5ドル/時+0.2ドル/mileのコストのみで、ネットや電話で事前の予約の上、自動車が利用できる。保険は会員資格に付帯、ガソリン代も会費に込み。ボストンやNYなどの沿岸部ではZipcarというサービスがあるらしいが、ここイサカはIthaca Carshareが主催している。

会員申し込みに必要なのは、運転免許証と無事故・無違反記録。私たちは国際免許証と日本から取り寄せた記録を持って事務所にて申し込み。手続きでは、それらのコピーを取ることもなく、目視確認のみだった。ウェブ上に掲載されている諸注意を読んでオリエンテーションとし、車のドアロックをするためのフォブ(キーホルダー大のしずく型のツール)と予約のためのID/passを受領して完了。

車はイサカ市内の特定の地域10カ所に配置されており、会員は予約時にどの場所の車を何時から何時まで利用するか申請する。その場所から乗車し、返却もその場。そのため、住まいから遠いと不便。幸い、この夏より私たちの寮の近所に1台配置されることになり、それもあって申し込むこととしたのだった。

土曜は3時間利用して約20ドル。普段、バスでは行けないスーパーを回り、必要以上の買い物をしてしまった。トータルで考えると、高くついたりして。それにしても、店を回ることができる・荷物状況で買い控えをしなくていい、などと車があると便利だなあとつくづく感じたのであった。

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