8.12.06

またもやコンサートに行ってしまった。

昭和音大にて、矢野顕子と上原ひろみのピアノコンサートに行って来た。
上原ひろみはおよそ同じくらいの年なのに、どうしてあんなに多彩な音を奏でられるのだろうと不思議でしかたなくなるくらいすごかった。いろんな色があふれだす感じ。
矢野顕子は他の歌手の曲もよく演奏するそうで、The BOOMの中央線やくるりのばらの花を演奏していた。完全に矢野顕子の曲になっていた。しかしそれより、やはり矢野顕子自身の曲はすごかった。きよしちゃんという題名の忌野清志郎への歌は、歌詞はそんな大したこと言っていないのに、音が声が心を直接揺さぶってくる。思わず涙があふれてきた。こぼれないようにじっと天井を見つめたりした。右隣の見知らぬ人が、そっと涙を拭っていたのが見えた。

音楽の力ってすごいね。

一緒に行った方は讃岐からはるばるやってきたとのことで、時間があればもっとお話したかったなぁ。

2 コメント:

夫人 said...

右隣の人がまさにきよしちゃんだったかもなんて・・
素晴らしい時と場所にいられた歓びがいっそう深まりますね!

fomalhaut said...

♪きよしちゃ~あ~ん
とのびる矢野顕子の声が今でも
鮮明によみがえります。

隣の人(遅れてきた女性)は
ちゃんと歌詞の意味をわかって
涙を流していたのかもしれません。

私はそのときは単純に、音にやられていたのだけど、
今はまた違った感動がうまれてきますね。
また見たいなあ。