17.7.21

一汁二、三菜

 

ここ最近はこんな夕飯。

梅雨が明けてぐっと気温が上がってくると、冷房が行き届かない鰻の寝床の台所では火を使うのがしんどくなってくる。少し前に、電気煮込み鍋を使った「沼・マグマ・セメント」という完全食がバズっていた。独りならこれでいいな………と思ってしまった。

柔らかいものを好む次男を見ていると、咀嚼が必要な堅さはやっぱり必要だし、生野菜や果物のビタミン類も定期的に摂った方がよいだろうと考えてしまう。栄養をバランス良く並べるというよりも、情報を揃えるために料理をしている気がしてくる。


冬瓜とスペアリブを塩と酒だけで煮込んだのとか、とにかく調味料を極限まで減らした味を欲している。ミルクティーの牛乳すら濃く感じてしまって飲めない季節がやってきた。

24.6.21

時間は存在しない

 少し前に、カルロ・ロヴェッリ「時間は存在しない 」を読んだ。

私達が考えている時間というものは、量子力学から見ると全く違ったもの、極言すれば存在しないものになってしまうというのを皮切りにして、サイエンスとヒューマニティーズを横断しながら最終的に、それでも私達が時間を確かに感じていることに寄り添う壮大なストーリーが展開されていた。

時間はない、から、たしかに感じるよねそれはそう、の差を埋めるのは、個々の事象の間に存在する因果関係だと言う。

因果の線で結ばれた小さな事物は出来事というまとまりとなって、私達は意識の上で受け止められる。それらを整列し、もっともらしく並び替え、さらに一段上から意味をあたえていく人間の営みが、時間というフィクションを生むのだと理解した。

だけどその最小単位の事象の発生はランダムだとしか思えない。この世の不思議は偶然性に成り立っていて、そのこと自体が私には不思議でならない。

それにしても、「時間は存在しない」とは刺激的な邦訳タイトルだと思う。原題は "L'ordine del tempo" 。「時間の順番」である。確かにこれでは未読だと想像がつかないし、ぱっと見のフックもない。でも通読したあとには、これこそが本書の核心だと共感できるのだ。

12.6.21

オランダの紫陽花は日本のより萼が厚めらしい

講座の受講許可がおりた~!!! と伝えたら、お祝いをしてくれる友達がいた。お花をいただく。すごく嬉しい。この年から始めて何になるんだとか仕事になるのかとか不安はあるけれど、それでもがんばろう、がんばりたいって思った。

ありがたいなあ。私はそんなに人とうまくやりとりできる方ではないけれど、仲良くしてくれる人たちにはほんとうに恵まれたと思っている。


27.5.21

梅雨

  去年は6月の終わり頃まで晴天が続き、日はまぶしいのに湿度低めの涼しい風が吹いていたと思う。今年は5月の半ばからまるで梅雨の時期のようなじめじめと暑い雨が降り始めた。

 「梅雨入り」は、ああ、あの天候は確かに梅雨といってもいい、と判定されてはじめて遡って下される。関東の梅雨入りはまだ宣言されていない。

 じわじわと状況は変わっているのに、誰もなにも宣言しない。変わる前のイメージを心の角膜に投影し続けている。眼球をおおいかぶせるフィルターを通して現実を眺めているつもりになって、その実、泥沼に沈み続けている。このさき今を振り返るとき、確かにあのときがターニングポイントだったと言えたとしても、周りになにが残っているんだろう。


 応募した講座への当選通知は来月の半ばに届く。オンラインコースになって倍率が上がったことだろう。なんとか受かっていてほしい。待ちながら崖っぷちを覗きこんでいる気分。

8.4.21

行動力のある無能

去年はコロナ禍で休講になってしまった講座が今年はオンライン体制を整えて再開するという。出願のため,各種証明書を取りに行かなければならなくなった。大学の卒業証明書と旧姓の証明のための戸籍抄本だ。どちらも郵送申請が可能だが,都心に暮らしているので窓口に行く方が心理的に楽。特に市区町村は年度始めのこの時期,どこも郵送手続きが逼迫しているだろうから,その点でも出かけるほうがよい。何よりつい昨日,昨年4月以前に住んでいた市への所得証明の申請書類を整えたばかりである。転居のたびに4月と6月に郵送するのははっきり言えばうんざりしているが、心で泣きながら粛々と従うよりほかない。

とまあいろいろ書いてるうちに戸籍抄本ができた。いま、本籍登録してある区役所にきている。
大学の卒業証明書は昨年のうちにオンライン申請ができるようになっていた。発行手数料は20年前からお値段据え置き一通300円、郵送代100円。そしてシステム使用料450円。電車代と考えればまあいいのか? と渋々飲み込んで申請ボタンを押して,家を出てきた。

一番言いたかったのは、ここの区役所から大学まで地下鉄で一路線10分の距離ということで、450円払わずそのまま大学まで行けばよかったんじゃない?!?!と頭を抱えている。

いいや、新大久保でビリヤニ食べて帰ろ。
 
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食材店はたくさん見かけたものの,飲食店が全然なくて,結局そこらの八百屋で総菜を買って帰ってきた。チキンビリヤニ(350円)とモモ(450円)。
ビリヤニはうちのあたりのインド料理屋だと一食1200円くらいで提供されている。炊き込みご飯だからたくさん作れば作るほど単価当たりのコストは小さくなる。家でつくればいいのでは? という気がしてくる。

食材店ではビリヤニスパイスミックスとマンゴジュース,ひよこ豆の生菓子を買った。インドの菓子類のことは知らないな。