なので、本屋も、昔の実家にあった祖父の書斎も、今の実家に溜め込んでる私の漫画コーナーも大好きなんだけど、最近は図書館に通っている。何しろタダだから。そして書架に並ぶラインナップも悪くない。最寄りのところは支店的なところなので狭いけど、それはそれでいい。一人でゆっくり図書館に来られるのって本当に嬉しい。
まだ幼かったある時、自分の人生をすべて読書に捧げても、この世の書物を読み切れないことに気づいて愕然としたなあ。本の一冊一冊に異なる人生があって、本棚は1つ1つの星、本屋や図書館は銀河、世の中の書物というものは宇宙のように思えたんだった。
自分の家の中にreading nookを作りたい、それが私のささやかな夢である。