9.5.12

休みボケとソーシャルネットワーク

ゴールデンウィークは文字通りゴールドだった。前半に写真の湯平温泉へ、後半は北浦に鯉のぼりときれいな海を眺めに出かけた。そのほか概ね家でのんびりと、育児は夫に丸投げして久々に羽を伸ばせた。

というわけで、休み明けの今は反動に苛まれている。休みの前と状況は変わっていないはずなのに、ちょっとしたことで疲れる。ああ、少しずつ後追いの兆候が見えてきたのはあるな。夜間授乳が収まらず、寝かしつけ時に毎回大号泣や全力で暴れて抵抗されるのが耐えられなくなってきた。一日に二度も三度も寝かしつけがあるのがたまらない。考えるだけで憂鬱になる。自分の風邪も治ったと思えばまたかかり、鼻をかみ続けて頭もぼーっとする。子が一人遊びしているときには私も違うことをするとかして、少し離れないといけないな。

そんなわけで、昨夜は寝かしつけのあとに寝室を出て(! それすらほとんどなかった。いつ泣いて起きるかわからず、これまではじっと子の隣にいたのだ)借りたDVDを見た。掲題のソーシャルネットワークである。

いやーおもしろかった。中だるみなく最後まで見られた。ハーバード大学生の主人公が彼女に振られたのをきっかけに、全女子学生の顔の優劣付けサイトを作るところからFacebookの歴史が始まった。以下内容核心に触れています。

その技術力でサービスは好評だがマネタイズにはあまり興味がない主人公、初めの出資をしたところからビジネスを強く意識するもののやり方が学生の域から抜けられない親友の二人の関係が話の軸だ。ナップスターの創始者が二人の間に割って入らなくても、いずれ破綻していただろうなと思う。時代は2003年、この親友がシリコンバレーで起業する方法を少しでも知っていれば、数年後、二人は法廷で再会することもなかったかもしれない。ラストの和解に達する前に、主人公が振られた彼女のFBのページを未練がましくF5しまくってるシーンには、主人公の成熟を感じた。映画の初めでは、頭はいいけど元カノ曰く「性格がさいてー(asshole!)」そのものだったのに、親友との決別から数年を経て、おそらく学生でなくなりいろいろ経験して、多少は周りが見えるようになったということか。まあストーリーを単純化したからこうなっただけなのかもしれないけど。話だけなら安易と言えば安易な展開だな。ともあれおもしろかった!

2 コメント:

usao said...

The Facebook?? Theはダサいから取れ!byナップスター

面白かったけど、なんやらモヤモヤしたでーワシ。

そういえばこの前、来てたねマーク・ザッカーバーグ氏。

fomalhaut said...

あんまりメリハリのあるストーリーでもなかったしね。ドラマ見てた感じ。次は何を見ようかな〜。