30.12.12

風邪ひいた その後

二泊三日の大分温泉三昧旅行から帰宅した。黒川温泉は延岡からそう遠くもなく、普段なら零下五度を下回る寒冷な気候であるのに、暖かい雨で十度近くまで上昇し、非常に過ごしやすかった。近隣の小国でジャージー牛乳を使ったプリンや関東に引けをとらないおいしいそばを食し、滝の裏側まで散策してリフレッシュ。別府では関アジの甘みに感動し、大分市のデパートで買い物もでき、大満足の日々だった。

ただし、完璧と言うには私の風邪が邪魔であった。またもやひどい咳に発展し、しかも医者からもらった薬も忘れ、散々であった。帰宅後、夕食後にしたことは片付けでもたまった洗濯でもなく、薬の頓服である。はやく効いてこないかな〜。

これで、我が家の年末年始のお楽しみは終わり。あとは家にこもって寝正月の準備をせねば。

26.12.12

風邪っぴきのクリスマスホリデイ

今月の支援センターでの託児付きイベントで、親子ともども風邪をもらってきた。子は鼻が詰まりぎみ、おなか下しぎみ。私は喉と頭が痛い。ってなことで、それぞれ通院。

しかしながら、ついつい飽食の時代を迎えてしまった。22日はハンバーグにピラフ、23日はキムチ鍋、24日はバッファローウイング食べ放題にワインである。カロリー、栄養バランスを考えずに、欲望のままに突っ走ったら、連休明けの昨日、夫がお腹を抱えて帰宅した。やはりバッファローウイングソースにやられたか。

バッファローウイングは手羽先をラードで揚げて、バターとタバスコ半々のソースの絡めて、ブルーチーズドレッシングがランチドレッシングにディップして食す、油の三重奏なアメリカンフードである。先日、タバスコが切れたので買い足しに出かけたら、タバスコシリーズでバッファローソースなるものがあったので嬉々として購入したのだった。やるな、延岡イオン。

あわせたワインはコノスル2010年カヴェルネソーヴィニヨン。これは地元の酒屋にて発見。安いけどおいしいと評判のコノスル、一度飲んでみたかったのだ。ぶどうの種類の割に軽く飲みやすかった。よくバランスがとれているという感じ。

でもって、この日は一日早いクリスマスディナーということで、子どもはケーキデビューである。ピジョンの離乳食に一歳から食べられるとうたったケーキキットがあるので、それを利用して蒸しパンベースのショートケーキを作成した。初めはおそるおそるデコのイチゴやブルーベリーを摘まむだけだった子は、ひとたびケーキ部分を口に入れたらその後はまっしぐらであった。時々、おいしすぎて舞っていたほど。クリームとベースともにかなり脂肪分をカットしてあって、子には食べやすい味だったと思われる。

本物の生クリームケーキはまだまだ先かなあ。子供は生クリームが好きでないこともあるしね。自分も大きくなるまで苦手だったから。

22.11.12

人間活動しなくては

定期的に思うことだが、人間は人の中で生きていかないとだめだね。

二ヶ月ぶりに、支援センターの託児付きイベントに出席した。ちょっとした勉強会である。全員が一言ずつ述べる場面で、声が震えること震えること! 思い返せば幼稚園児の頃から人前で話すのは苦手だった。それから長い学校生活で鍛えられたと思っていたが、衰えるのは一瞬である。もう少し悪化すると、発声方法も忘れそうだ。

家族以外と話す機会は、ここにいると自分で作らない限りほぼゼロだ。帰省した折には友人と再会したものの、あれももう一月前のことだもんな。ちっとがんばるか。なお、子は危惧したよりも人見知りしなかった様子。さすが子ども、柔軟性があるわ。分けてもらいたいね。

5.11.12

小豆炊いた

これが人生初のの煮豆体験である。あんこは煮豆とは少し違う気もするが、まあ豆だ。私は豆類があまり好きではないので、春先のレシピサイトに豆が踊り始めるとそのまま回れ右したりする。

小豆は浸水が不要で、実はとっても簡単だった。初めに小豆の倍の分量の水で五分ほど茹で流水洗いして汚れを取り、2.5倍の分量の水で40分ほど煮る。二回とも、沸騰したら冷たい水をコップ一杯投入して驚かすのがコツらしい。意外だったのは、煮る終盤にはじゃんじゃん水を吸うこと。鍋から離れて違うことをすると、そのうちに豆が煮汁から頭を出してくるので油断してはいけなかった。

半量は煮豆のまま保存し、半量はフープロで潰して砂糖を追加し、あんこに。すり鉢で擦るのを怠った分、豆が舌に当たる餡になってしまった。まあ自家用だ、いいだろう。

できたあんこを適当にお湯で伸ばせばお汁粉である。インスタントホットドリンクのできあがり。こりゃ便利でいいや。しばらく楽しもう。

15.9.12

二週間

さて,離乳して二週間が過ぎた。子はいろいろと変化があったがまだ過渡期か。何事も想定外である。よく言われるように,夜通し寝てくれるということはない。とはいえ,恐怖の二時間おき授乳がなくなっただけかなり楽。運が良ければ,夜中から明け方までは起きない。5時頃に泣くのは困ったものだけど。おなかが張って苦しい様子だ。食事の量は明らかに増えた。離乳前一月は日中の授乳もなくなっていたため,それほど増えないかなと思っていたのだが,そうは問屋が卸さなかったらしい。白米を遠ざけるのは相変わらずで,パンを見ると目が輝くのも変わらないけれども。それに伴ってか,便秘もかなり解消した。乳幼児のぽっこりおなかは,未熟な筋肉で内臓が支えられないためらしいが,果たしてそれだけではあるまいと疑っていた私は正しかった。授乳という母子のスキンシップがなくなったのは大きい。これまで以上に意識して子に関わらないといけないな。親子関係を深めていくには,これからが正念場なのかもしれない。

そんなわけで,出産前の日常生活に戻していこうキャンペーンの一環で弁当生活を再開した。しかしながら夫が最大限譲歩してくれて,面倒な日は作らなくていいよ,だって! 神だ。ここまでの作成実績は5回/8日である。でもそのうち一日はかなりずるをしたので,50%かな。まあ今後もがんばります。


30.8.12

夏は天王山

あー,やっと,夜に自分の時間がもてるようになった。こうして自分の時間を過ごすのも久しぶりだ。どうしていいかわからなくなる。

子は明日で1歳1ヶ月。今日は断乳を開始して四日目,子供の中で寝入るのと授乳が結びつけられていたのがやっと切れてきたようだ。今晩はついに添い寝で就寝! 一日目は泣き叫ぶのを抱っこでゆらゆらしてごまかすこと一時間,その後も二時間おきに泣き叫び,そのたびに抱っこした。二日目は夫が抱っこして寝かしつけ,三回目の号泣で私が様子見に行ったら泣きやまなくなってしまい,あえなく夫にバトンタッチ。三日目は夫が添い寝! そして本日を迎えた。就寝してから一時間半,まだ子は起きない。このまま一晩寝続けるかな。いや,途中で起きているものの,自分でまた寝ている。子供の適応能力はすごい。

子が生まれてから,夜は本当に気が抜けなかった。時折,寝室から抜け出して本を読んだりしたこともあったけれど,毎回泣き声に連れ戻されていた。結局,部屋を何度も往復するのが面倒になり,息抜きは子供の隣で横になって携帯をいじるくらいのものに。

いわゆる睡眠トレーニングをしていれば,きっと早くからこの状況だったのだろうけど,まあ思ったより早く離乳したからいいや。一つ山を越えた気がする。でも,なんだろう,この気持ち。うれしいでも寂しいでもない,宙ぶらりんになった感じ。

22.7.12

ごはんごはん

太陽のタマゴはザ・マンゴーって味でした。マンゴー味のお菓子はたくさんあるし,ドライマンゴーなんかも簡単に手に入る今日この頃,リアルマンゴーの方にむしろ物足りなさを感じてしまう。困ったもんだね。

最近はとみにエンゲル係数が上がっている。まあいいんだ,趣味:家での食事だから。冷蔵庫が充実しているとわくわくするし,バランスよくたくさん食べられた(それはつまり,私にとっては作ることができたとも同義だ)日は充実した気分で眠りにつくことができる。今月末の子の一歳の誕生日には何を作ろうかな。

なんだかんだで離乳食は停滞気味だ。そろそろ授乳をおやつに切り替えていかないと,母子ともに辛い時期になってきた。授乳量は何にもしなくても減っていくし,子は活動が増えるからには食べる量も増やさなければならない。 しかし離乳の道は険しい……。時期的なものと子の体調不良が相まって,最近の授乳への執着が甚だしい。前途がぜーんぜんひらけません。

おいしいものを食べて逃避しようそうしよう。またケーキを焼くペースが上がりそうだ。

29.6.12

もはや産後ではない

それに,もうすぐ赤ちゃんでもなくなる。

明後日には11ヶ月になる子。もうすぐ出産から一年か。この一年はあっと言う間だった。去年の今頃,里帰りして重い体でごろごろしていたな。あのときは長かった。一番長かったのは入院してから出産するまでの二日間だった。あのときは産みの苦しみが永遠に続くような気がした。似た感覚は小学生の頃の長距離走のときにも味わったけど,そんな感じ。それを思うと,怒濤の一年でした。

ここ一ヶ月ほどまたパウンドケーキ(カトルカール)の熱が出てきて,二週に三本ペースで焼いて食べてきた。そして月曜には久々にでっかいプリンを食べた。そのせいか,火曜の夜から初めての乳腺炎にかかってしまった。話では聞いてきたけど,突然症状が出るのね。胸元になんだかしこりがあるな,さわると痛いぞ,などと思っているうちに襲来した寒気。歯の根があわないほどがくがく震え,一時間もしないうちに体温は39度まで上昇した。いろいろ手を尽くすも改善せず,翌朝に産婦人科へ泣きの電話を入れて診療してもらった。根治はしてないが,薬のおかげもあってだいぶマシな状態に。でもしばらくは食べ物に気をつけたいな。

などと思いつつも,今日の昼ご飯はPBJサンドイッチだった。反省がない!

今週から,できるだけ子を児童館へ連れて行くことにした。子の月例の近い顔見知りができ,家よりも広い空間で縦横無尽にずりばいする子を見て,私も子も両方ともにいいことだと思う。他のお母さんや保育士さんたちの子供への接し方は大いに参考になるし,自分の子に多少ともかまってもらえることで私も息抜きできる。家にいるとついつい家事にかまけてしまって子を放置してしまうが,ここではずっと子を見ていられる。まあ毎日弁当作るのめんどくさいけどね。まだ弁当ってレベルでもないけど。子が親の取り分けご飯を食べられるようになれば,あるいは…。吉と出るか凶と出るか。

11.6.12

床の修繕

先月くらいから,急激に台所の床が劣化した。踏むとふかふかする箇所があって,少し勢いをつけて踏み込むと,そのままぶち抜きそうな雰囲気。穴が開く前に修繕することになった。

で,今日一日で作業が完了した。

台所スペースだけと狭い範囲だが,冷蔵庫や食器棚,炊飯器などは動かさなくてはならず,なかなかの重労働であったと思われる。業者の方がきちんと養生してやってくれたのでありがたい。シンク下は対象外のため,調理用具の撤去も不要だったので助かった。細かいものを詰め込んでいるのが完全に仇になっている。断捨離がもっとも難しい場所,台所。だってなにもかも必要だもん。

それにしても,床をはいだらそこは地面だったとは。そりゃ冬は寒いわけだよ……。びふぉーあふたーなんかでは,基礎にコンクリを流し込んで吸湿剤なんかを撒いたりしてるけど,たぶんそういうことはやってないんだろうな,この画像からすると。

4.6.12

つかれた

ついに梅雨入りした。洗濯好き(特に,日光に当てて乾かすことに喜びを感じるタイプ) にはつらい季節だ。天気予報を見ては,次の晴れ予報を期待しながらも裏切られてため息をつく日々である。コインランドリーは車の距離にしかないし,歩けない子と行くのは難儀だ。梅雨明けするか除湿器を導入するしかない。

そんなわけで,日々のルーチンが回らないと気持ちも鬱々としてくる。その程度のことで気が沈むほど暇だってことか,と自嘲したりして。はああ。

雨降りで外が暗いと子の生活リズムも狂いがちで,しばらくは順調だった寝かしつけも,また号泣して大反抗される。布団におろすと大号泣,そのくせに起こすと眠気がひどくて泣きわめく。ねむけりゃねりゃいいのに。寝かしつけに苦労しないという話は時々聞くが,うらやましいものだ。多ければこういうのが一日三回。運が悪ければ寝起きも号泣。もう朝が来るのが恐いくらいだ。目が覚めている間は,多少の後追いがあるものの一人遊びができて,手がかからないのだが。今だけの問題だと意識を切り替えて状況を俯瞰すれば余裕が出ることもあるが,辛い渦中はどうしようもない。こんなときふと実家に帰りたくなる。遠いから無理だけど。

こんな時は現実逃避に限る。たとえそれが睡眠時間を削って翌朝に疲れを引きずることになろうとも,刹那的になってやる。てなわけで,「幼年期の終わり」読了。原題は"Childhood's End"。TM Networkの2nd アルバムのタイトルじゃないか。やっと元ネタを読んだ。あのアルバムは過渡期を表しているということだったが,それじゃあ本は読んでないんじゃないの? なんて思ったりして。この本では宇宙人と地球人が出会い,どうなっていったかが描かれている。光文社の新訳版だったからか非常に読みやすく,世界観に入り込めないのではというSFものへの危惧は杞憂だった。ともかく,これはおもしろかった。文字として認識すると同時に,頭の中で像が結ばれ,まるで映像を見ているかのように読み進んだ。没頭するとこういう読み方ができるが,久しぶりに体験した。子供の頃はよくこうして読んだものだけど。

最近,参考にしている読書ブログに「この本を未読の人がうらやましい,こんなにおもしろい本をこれから楽しめるなんて」といった趣旨のポストがあり,興味をもっていたのだ。確かに1954年に書かれたにしては現代でも遜色なく読め,名作だと言えるだろう。

先週,60億年後に我々の属する天の川銀河とアンドロメダ銀河が衝突するとのニュースが流れた。宇宙には広さなんて概念ではとらえられないほどの途方もない空間が広がっていて,銀河一つでさえその規模が感覚的に掴めない。太陽系だって各惑星の距離と星の大きさがあると何度も見返してしまう。自分という存在が,そのうちの地球の一点にしかなっていないなんて,宇宙と比較するとなんとちっぽけなんだろう。そして必ず宇宙の大きさに意識が戻り,なんとも気が狂いそうになる。60億年後という時間にも同じ気持ちを抱く。その前には太陽の寿命が尽き,巨大化するのに巻き込まれて地球は滅びるであろうが,もちろんそのときには私はこの世にいない。そもそも人類もその頃にはまた違った生命に進化しているかもしれないし,あるいは滅びているかもしれない。こうなると急に,道しるべも道さえもない,まっさらな空間に取り残されている気分になるなあ。くらくらする。くらくらしているまま今日は寝よう。

31.5.12

復活

一ヶ月ほど前に、ルンバがいかれてしまった。その場でくるくる回った後、ぽぺぺぺ〜と情けないエラー音と共に停止してしまう。これは二年半前にアメリカで購入したもので、日本のiRobotに修理してもらうことは不可。買い替えも検討したが、最安値は販売店の保証つきで三万円ほど。ちょうどその他の物入りと重なって、正直掃除機にそんなに出したくない。家には予備のスティック掃除機があるが、2900円で購入しただけあって、米粒以上の重さは吸い取れないという、これ一つでやっていくにはなんとも困難なもの。

というわけで、安価でなんとかしたい情熱を私以上に持った夫が、故障箇所の部品を取り寄せて自力で修理したのであった。ネットが普及してありがたいのは、何かトラブルが起きても、大抵のことは誰かがすでに調べて解決したと公開してることだ。まあそのサイトに辿り着くことから一苦労あったんだろうけど。先人に従って5000円ほどでセンサーを購入し、取り替えたら無事復活。しかも、以前よりも衝突がソフトになった。我が家の型番は日本未発売ということもあって、フィルターなどの付属品の互換性があったりなかったりする。その点からも、今のを使い続けられるのは助かる。

ここにきて夫はずいぶんDIY的なことをするようになった。衛星放送のパラボラアンテナを自力で設置したり、敷地内に除草剤をまめに撒いたり、共用の電球を取り替えたり…。私は今まで以上に何もしていない。やってくれる人がいるのはありがたいことだね。このままいくと、数十年後には自分で家を建てるかもしれない。

14.5.12

自分の時間

今月初めから続く風邪は,ついに副鼻腔炎を発症させた。蓄膿症だって! もう少し上の年代の人が慢性的にかかる病気で,自分とは縁がないと思っていたのに。まあたしかに,鼻の奥がおかしいぞと思い始めて数年がすぎている。再発しやすいけど治るとの薬剤師の言葉を信じよう。

先日から本を読んでいる。一度眠りについた子が,初めの4時間ほどの間は起きても自分で寝直すようになったためだ。嬉しい! で,前のポストでオススメしてもらった「モモ」を今更読んだ。

いやーこれおもしろいね。解説にあるとおり,大人も子供も楽しめる。昔ながらのゆったりとした人情味あふれた暮らしが,気付かないうちに失われていく。暗躍する灰色の彼らにモモが立ち向かう,そんな話。書かれた時代を鑑みても,現代でも身につまされるところはあるな。

昔は外国文学は,一見ストーリーと関係なさそうな描写が細かすぎてついていけないと思っていた。金持ちの主人公を説明するのに屋敷の庭園のバラの様子を一輪ずつ説明してあるとか。でも,それは手に取った本がたまたまそうだっただけで,みんながみんなそうなわけでもない。「初秋」は少しそんな点もあったけど。というわけで,次は「トム・ソーヤーの冒険」だ。これを原書で読めれば大学受験はどこでもいけると,愛読していたジュニア小説に書いてあったもんだ。

9.5.12

休みボケとソーシャルネットワーク

ゴールデンウィークは文字通りゴールドだった。前半に写真の湯平温泉へ、後半は北浦に鯉のぼりときれいな海を眺めに出かけた。そのほか概ね家でのんびりと、育児は夫に丸投げして久々に羽を伸ばせた。

というわけで、休み明けの今は反動に苛まれている。休みの前と状況は変わっていないはずなのに、ちょっとしたことで疲れる。ああ、少しずつ後追いの兆候が見えてきたのはあるな。夜間授乳が収まらず、寝かしつけ時に毎回大号泣や全力で暴れて抵抗されるのが耐えられなくなってきた。一日に二度も三度も寝かしつけがあるのがたまらない。考えるだけで憂鬱になる。自分の風邪も治ったと思えばまたかかり、鼻をかみ続けて頭もぼーっとする。子が一人遊びしているときには私も違うことをするとかして、少し離れないといけないな。

そんなわけで、昨夜は寝かしつけのあとに寝室を出て(! それすらほとんどなかった。いつ泣いて起きるかわからず、これまではじっと子の隣にいたのだ)借りたDVDを見た。掲題のソーシャルネットワークである。

いやーおもしろかった。中だるみなく最後まで見られた。ハーバード大学生の主人公が彼女に振られたのをきっかけに、全女子学生の顔の優劣付けサイトを作るところからFacebookの歴史が始まった。以下内容核心に触れています。

その技術力でサービスは好評だがマネタイズにはあまり興味がない主人公、初めの出資をしたところからビジネスを強く意識するもののやり方が学生の域から抜けられない親友の二人の関係が話の軸だ。ナップスターの創始者が二人の間に割って入らなくても、いずれ破綻していただろうなと思う。時代は2003年、この親友がシリコンバレーで起業する方法を少しでも知っていれば、数年後、二人は法廷で再会することもなかったかもしれない。ラストの和解に達する前に、主人公が振られた彼女のFBのページを未練がましくF5しまくってるシーンには、主人公の成熟を感じた。映画の初めでは、頭はいいけど元カノ曰く「性格がさいてー(asshole!)」そのものだったのに、親友との決別から数年を経て、おそらく学生でなくなりいろいろ経験して、多少は周りが見えるようになったということか。まあストーリーを単純化したからこうなっただけなのかもしれないけど。話だけなら安易と言えば安易な展開だな。ともあれおもしろかった!

28.4.12

本二冊

久しぶりに小説を読んだ。子の昼寝時間における自分の休憩時間を削って。いやー,おもしろかった。ロバート・パーカーの「初秋」とアガサ・クリスティの「春にして君と離れ」である。こういうのが読みたかった! というのが,読後に抱いた一番大きな感想だ。ストーリーがよくできているとか,そういった話の技巧的なことではなく,単純に自分に何かを考えさせる衝撃を持った本だった。子供のころ,本は好きだったけど,こういうのを感じたくて読んでたんだろうな,なんて思った。

「初秋」は私立探偵の主人公が,不仲の両親同士がお互いを傷つけるために子を争っている中,母親に子を取り返して欲しいと依頼される場面から始まる。実際は両親とも子自身には全く興味がなく,スポイルされている状態。そんな状態から,主人公がその子が少しでも立ち上がれるように手助けするのがストーリーの核だ。

これはいわゆるハードボイルド小説だ。主人公が子に諭す台詞がストレートで胸を打つ。やや主人公がスーパーマンで完全にハッピーエンドの展開だが,要所要所でずばっとくる一言で緩急がつけられる。訳者がすばらしいのだろう。最後の台詞まで到達して,この小説を読み切ってよかったと思わせられた。子は15歳,仮に健全な家庭で育ったとしても,子ども時代から旅立ち始める時期だ。そのときに,主人公のような自分を見てくれる大人の存在は大きいだろう。自分の子には二度読んで欲しいと思う。登場人物の子と同年代,思春期にさしかかったとき,そして,それを過ぎて主人公の立場になったときである。

「春にして,君と離れ」はミステリーの射手アガサ・クリスティには珍しい,一般小説だ。イギリスの地方都市で,それなりに隆盛する弁護士事務所を営む夫,それぞれ結婚して巣立った三人の子を持つ専業主婦の女性が,子の一人を訪ねて一人旅をした帰路に足止めをくらい,図らずも自分の人生を省みることとなった。

時代は第二次世界大戦前夜で,女性は家庭にコックや家政婦,乳母を雇える程度には裕福に暮らしている。慈善活動にも積極的で,社交も欠かさない。家庭も円満だ。けれども,何か一筋の暗い影が思考の端に見え隠れする。自分が見てきた人生と,周りから見えている人生は果たして同一なのか。

結末まで到達すると,人生の積み重ねは容易に覆せないものだと思わざるを得ない。自省するも,自分のものの見方からは抜け出せないし,その外側から見ることもできない。私とは専業主婦であるという共通点があることから,読み進めるのは苦しいものの,読み進まざるを得ない心境になってしまった。生きることの業,なんてことが頭によぎった。



21.4.12

誕生日だった

昨日は誕生日だった。2週間前に予約したケーキを自分で受け取りに行き,自分でcoq au vinをつくり,事前に自分で買った都農のデザートワインを冷やしておいた。そしたら,夫が花を携えて帰宅した。こりゃびっくり。何も予想していなかったので,華やかなサプライズとなりました。嬉しいもんだね。ケーキもおいしかったし,ご飯もまあまあ。なにしろ,coq au vinはブッフブルギニョンやビーフシチューに比べて簡単だ。いい誕生日となった。

それにしても,今年ほど誕生日を意識したことはなかった。去年,出産を経験して,生を受けるということがどんなに大変なことだったのか,そして周りからどれだけ大きな祝福を受けてきたのか,そんなことを考えた。そして,初めて心から母に対する感謝の気持ちが湧いた。産んでくれてありがとう,と。

昨年の今頃は,まだ思春期のような悩みを抱いていたが,今はやっと現状を受け入れられるようになってきたと思う。家でくすぶってることに将来的な心配や不安がときどき頭をかすめることはあるけれど,でも今の暮らしと引き換えにしてまで得たいものはない。中学生や高校生のころに夢見たように,好きにお互いものごとを言い合える伴侶を得て,その相手との子まで産んだ。子は寝ぐずりがひどくて私が寝不足とか,まあ細々とした困ったことはあるけれど,それでも日に日に成長していく姿を間近で見つめられるのは何事にも代え難い喜びだ。まあ端的に言えば,しあわせにやってます。

こうして満ち足りてくると,何か訴えたい気持ちがだんだん減ってくるもんだ。パソコンを立ち上げるのが大変というのもあって,すっかりこのプライバシー垂れ流しブログもほったらかしになってきた。それでも,後から見返すために今後も時々どこかに書き留めておきたい。

10.4.12

怒濤のように毎日が過ぎてゆく

写真は延岡らしい春の景色だが、延岡を知らないとわからない。なお、もう桜は葉っぱになった。

八ヶ月の子が、一昨日から匍匐前進するようになった。よく動き出すと大変と聞いていたが、本当だ。何か気になるものがあれば、のそのそと向かっていく。軽い障害物なら押しのける。方向転換させたり、遠ざけたりしてもなんのその。親に似ずガッツがありそうだ。とりあえず、アイロンがけはやり方を変えないといけなそう。これが次は高速ハイハイに進化する予定だから、更に大変だろうけれど、その大変さはその時が来ないとわからないだろうな。楽しみだ。

そんなわけで、毎日気がつけば子を寝かしつける時間だ。授乳なしに寝られなくなってしまったのがつらい。夜中も三四回は起きる。もはや一年ほど、五時間以上続けて寝ていない。三年寝太郎の異名も取れるほど睡眠大好きなのに、残念だ。それに、夜に自分の時間を取れないのも困る。片手でちらっとできる携帯でのネットサーフィンが関の山。PCもなかなか起動できない。

四ヶ月の頃には、子が昼寝したタイミングをねらってカフェにも行ったもんだが、あの後間もなく子がショッピングセンターを楽しむようになってしまい、買い物中はがんとして寝ない。すれ違う人にあやされるのが嬉しいらしい。普段、接するのが夫と私しかいないからなおさら人に会えるのが刺激になるのだろう。

支援センターにまた行くか。そのためには、まず私の風邪を治さねば。出産後、実に風邪を引き過ぎ。もう何度目かかぞえるのもやめてしまった。できたことがなかった所謂主婦湿疹にも悩まされ、ここ数年治まっていた関節の湿疹もぶり返した。出産後ってのは本当に体質が変わるもんだね。あるいは、まだ出産前に体が戻っている途中なのだろうか。

29.3.12

ほーほー、けきょけきょけきょ

先々週の激暖かい日以来の、庭先への鶯飛来である。鳴き方があまりうまくない。昨年の例に習えば六月ごろもまだいるはずなので、それまでには、ホーホケキョと聞こえてくるだろう。

今週は風がおさまって暖かい。毎日20度近くまであがり、延岡城址の桜も半分ほど咲いている。石垣に桜、写真にうまく収めるのは難しい。花の下でランチするグループもちらほら。今度、子のご飯持参で来よう。明日は曇り、明後日は雨の予報だけどね…。

29.2.12

ニクの日

四年に一度の閏日である。今日も快晴! だが午後から風が出てきて散歩には寒い。この予防接種くらいなら薄着でもいいやと春コートとバレエシューズを投入したら、むき出しの足首も寒い。第一、足の指先がしもやけだ。この痛がゆさ、間違いない。

小学生くらいまで、毎冬はしもやけとの闘いだった。手袋で備えるも、手も足も指が全滅。あかぎれにはならないが、ひたすら指が腫れる。1.5倍くらいの太さで、痒いし痛いしなんか熱もってた。ところが中学生になったら全然ならない。登校時間が遅くなり、通学時間が短くなって、冬には半袖体操服の上に長袖ジャージが着られて、外で運動するときには裸足じゃなくて靴が履けたからかなあ。

と思い返すと、鬼な小学生時代であった。朝運動とか言って、810-830は全校生徒裸足で長距離走や縄跳びさせられたもんな。あの頃は男子の私服は短パン指定だった。今からすればありえん。こんな温暖な延岡でも、小学生男子たちはハーフパンツくらいの丈のズボンを履いている。うちの子にも、現代に生まれてよかったね、と言ってやりたい。

27.2.12

ある日のご飯

ポテトサラダを作った。じゃがいもはめったに買わないメークイン。それほど大きくなかったので、半分ほどに切って皮ごと茹で、温かいうちに皮をむいた。調味し、味見。…のどがいがいがする。砂糖を入れ過ぎたかなと首をかしげながら塩を足す。再び味見、舌に何か刺激を感じる。下味の段階で投入したノンオイルタマネギドレッシングか、具のタマネギの辛味かと思い、アクセントに粒マスタードを加えて放置し味をなじませることにした。

数十分後、配膳していただきます。…やっぱり何かおかしい。夫も苦味を感じると言う。ばらして具を一つずつ確認すると、どうもじゃがいもが疑わしい。調べてみると出てくるわ、じゃがいもが苦い、したがしびれるなどの経験談が。原因はソラニンである。芽や皮が緑色になっているところにたまるので、芽は除去し皮は厚くむくべし。茹でてからでは、うすーくしかむけない。メークインは男爵よりたまりやすいとの話も。そんなわけでサラダの残りは残念ながら破棄した。ちなみに症状は、先に挙げた苦味、舌のしびれ、のどの痛みなど。昼に出かけたのもあって、風邪をもらってきたかと勘違いするほどのどが痛くなり、治まるまで30分ほどかかった。

思いつきで普段と違うことをするとこういうことになるのである。

11.2.12

十日えびす

せっかく気温が上がっても雨が降るし,晴天でも風が強くて気温が上がらない。寒い。雪国からすれば何を甘っちょろいことを,と一笑に付されるが,寒いものは寒いのである。今,一年で一番寒いときだもんな。しかたないか。だからこそ,スーパーにこごみや菜の花・エンドウ豆が並び始めると,春の足音が遠くに聞こえる気がする。

昨日と今日は延岡の今山恵比寿神社で十日えびすの縁日が開かれている。この神社,九州三大恵比寿神社らしい。他の二つは博多と若宮,どちらも福岡県。九州内に三つしかないだけではないか…との疑惑もよぎるが,イベントが少ない延岡では大事な日である。

そんなわけで,昨日の夕方にえっちらおっちら子を抱えて徒歩で行ってきた。腰で支える抱っこ紐とはいえ,さすがに9kgは重い。よっこらせと歩を進める感覚が,妊婦時代のそれとよく似てきた。階段を上り下りするときに特に感じる。

幹線道路から一本入った道に沿っている神社のため,そこまでの小道が封鎖されて参道さながらに出店が並ぶ。肉巻きおにぎりの店があるのが宮崎だよなぁ。今回は亀すくいはなかったが,金魚すくいが二軒もあった。私が子供の頃は紙ですくったものだが,今は最中の皮か金網なのね。時代は変わったな。

境内はそれほど広くないので本殿までちゃきちゃき進んで,二礼四拍手一礼の作法に則ってお参り。脇の特設会場で招福俵や福笹などを売っており,購入時に売り子全員が三本締めをしてくれるようで楽しそうだった。甘酒を飲んで一休みしたら,前年の福笹などを納めるところが盛大にもやしているものだから,とにかく灰が飛んでくるし体中燻された……。ちょっとよそ見していたら,子の顔に細かい灰が降っていた。ごめんよ。てなわけでそそくさと退散。

帰り道,出店のラスポテトを発見。九州地方に特にポピュラーな,フライドポテトとはちょっと違うポテトと何かで読んだので一度食べてみたかったが,甘酒でいっぱいいっぱいだったのであきらめた。で,帰宅。正味一時間の外出であった。

28.1.12

煎餅屋 閉店

年明けに相当の勢いでうつ伏せから仰向けになれたものの、背中や頭への衝撃が大変だったのか、その後全然続かなかった子が、ついに繰り返しできるようになった。晴れて煎餅屋は閉店である。様子を見ていると、そろーっと頭をかたむけ床ギリギリまで下ろしてから、できるだけゆっくりと腰をひねっている。赤ちゃんなりの慎重さが見えておもしろい。こうしてだんだん自分の行動を自覚していっているんだなと思うと感動する。成長という名の自然現象は驚きと喜びに満ちている。

離乳食も始めた。が、笑えるほど嫌がる。つぶしがゆを与えるものの、とびきりの変な顔をして、極力口を閉じない。そしてだらーっと口から出すので、こちらはスプーンで口に戻すのに必死になる。なかなかの攻防である。今は少量なので裏ごしで凌いでいるが、今後量が増えたり種類が増えたりすると今の用意の方法では面倒そうだ。何か文明の利器を導入したいものよ。

今月末で子は六ヶ月、私も母になって六ヶ月だ。まだまだ自分が「お母さん」と呼ばれることにこそばゆさを感じる。夫がだんだんお父さんらしくなっているのを見ると、私も少しはそれらしくなっていればいいなと思う。

22.1.12

一週間

延岡に戻ってきて一週間、やっと落ち着いた感じがしている。ここ二三日の空のぐずつきを除けば、晴れれば日なたは相変わらずのコートいらずで、夜中だって凍えるほどでもない。実家で悪化した子の風邪や湿疹は日に日に回復していった。穏やかな気候は望ましい環境の条件として何にも代え難い。

先週の移動では、セントレアまでは母が付き添い、宮崎空港には夫が出迎えてくれ、かなり助けられた。搭乗口から座席までは係員の方が手荷物を運んでくれたし、預け荷物のピックアップでも補助をしてくれた。飛行機内では座席についてから着陸寸前まで子は爆睡。何から何まで皆に助けられて無事に帰ってこられたのであった。ありがたいことだ。次回の移動時には、子は動き出しているかもしれない。となればまた状況が変わるなあ。どうなることやら。

11.1.12

風邪のためひきこもり

前回のポストは、おそらく閲覧いただいた方にはいい息抜きになったことと思う。怒りを感じた方は本当に休んだ方がいい。もとの画像の下には、おまけのメッセージがついていて

No need to Reply, I'll be on holiday.  返事はいらんよ、私は休暇に入ってます

Never  take life seriously
   人生は気楽にいこうぜ
Nobody  gets out alive anyway! 
 どうせみんな死んじゃうんだから

ということでした。下のは有名な決まり文句みたいね。

さて、4日から実家に来ているのだが、子も私も風邪をひいてしまい、友人との再会はキャンセルし、こっちにきてから連絡しようとしていたのもとりやめ。特に、元旦から子の鼻水が止まらず、明け方に鼻が詰まってしまい不憫。起き上ればましになるので、早朝からだっこしたり寝かせたりを繰り返して、私の肩もこってきた。困ったもんだ。小児科には行ったが、昼間は治まるためにそれほど重要視されず。今度は耳鼻科へ行くか。こうなると、はやいとこ住み慣れた我が家へ帰りたいもんだ。実家行脚で楽しよううっしっし、なる私のもくろみは当てが外れてしまった。しょぼん。

子連れでの長距離移動は里帰りから家に戻るとき以来だ。元旦は延岡から宮崎空港まで鉄道、そこから羽田まで飛行機、東京ではリムジンバスと乗り継ぎ乗り継ぎ移動したが、いずれもだいたい子が寝ていたので助かった。それに、元旦の東京は道もバスもがらがらで大変快適。

4日に東京から浜松へ移動する際には、夫は一足先に帰ったために妹の助けを借りての新幹線だったが、こっちは子が全然寝ず、しかも眠くてぐずぐずだったので疲れた。何度座席とデッキを移動したか。次は15日、一人で延岡への帰還である。大丈夫か、私。行きと同じく寝てくれれば楽なんだけどなー。


8.1.12

ストレスチェック

年明けに友人からメールが届いた。子育てでストレスがたまっているであろう私に気遣って、自分で判断できるストレスチェックがあると教えてくれた。かなり参考になったので、こちらに転載することにした。正月明けの疲れがたまっているであろう、この日記を見てくれる人にもぜひ試してほしい。

在米の友人が職場の人からもらったメールがもととのことで、日本語は私の適当訳。



Stress ストレス

I am not sure exactly how it works, but this is amazingly 
accurate.   Read the full description before looking at the  picture.
The picture below has 2 identical dolphins in  it.
It was used in   a case study on stress levels at St. Mary's Hospital, London . 



どんな仕組みかはわからないが、このチェックは驚くほどに的を射ている。
この文章の下にある絵を見る前に、必ず説明をよんでほしい。
下の写真にはイルカが2頭写っている。
ロンドンのセントマリー病院でストレスの程度を研究するのに使われたものだ。



Look  at both dolphins jumping out of the water. 
The  dolphins are identical.  A closely monitored 
Scientific study revealed that, in spite of the  fact
  
That  the dolphins are identical, a person under
Stress would  find differences in the two dolphins. 
The more  differences a person finds between  the
  
Dolphins,  the more stress that person is experiencing. 
Look at the photograph and if you find more than one
  
Or two differences you need to go on holiday....  



下の水上に2頭のイルカがジャンプしている写真を見てほしい。
イルカは2頭とも全く同じである。しかしながら、これまでの詳細な調査によると
ストレスを抱えた被験者は、この2頭のイルカが違って見えるという。
ストレスの程度が高いほど、2頭の違いが際立っていくとのこと。
写真にもし違いが見つけられたら、休息をとった方がいいかもしれない。

1.1.12

あけましたね

おめでとうございます。今年もよろしく。

今日から半月ほど実家行脚するのである。久々の東京! 大都会! と一昨日までは大興奮していたのだが、昨日から急に面倒になってきた。めんどくさいのピークは昨夜、紅白を見ながらのパッキングの時。いつも、これで渦中はダウナーのままになってしまい、すべてが終わってから通常モードに戻って後悔するんだよなあ。今回はちょっとがんばろう。

まあこれまでと違って子連れであるし、様々な「はじめて」に多少の心配もあって、ストレスになっているのだろう。とりあえず今日は単独行でもないので、存分に甘えさせてもらおう。

それにしても抱っこひもでの移動は結構大変。母も子も使い慣れていないからな。空港までの特急はセミコンパートメントに座れて助かった。広くてインテリアも渋い。自由席よりいいシートを使っているのではないか。子はあっという間に夢の中だ。さて、これから飛行機だ。今回も無事に移動できるといいな。