27.12.11

そのちょっとの手間が

惜しいんだけど、惜しまない方が絶対いい結果になる。

私はお茶が好きだ。緑茶、紅茶、烏龍茶、ルイボスティーにハーブティーとなんでもござれ。でもって、ポットで淹れるのも苦じゃなかった。なかった…。そう、過去形である。子供が生まれるまでは、との但し書き付き。

喫茶は私にとって大きな娯楽なのだが、その、茶葉をだして、ポットにいれて、お湯を注いで、蒸らす+後片づけというだけの行程が、とりわけ延岡へ戻ってきてからもう億劫で億劫で仕方なかった。でも紅茶は飲みたい。苦肉の策でティーバッグものを買い、まあまあこれでもありかな、と思いながら過ごしてきた。そんな日々も二ヶ月が過ぎ、こちらの生活に慣れてきたので、久々にきちんと紅茶をいれてみた。

こんなにおいしかったっけ?

って感じ。茶葉は二年前にロンドンのF&Mで購入したキームン。冷蔵庫に寝かせ過ぎじゃないかとはらはらしつつも、飲んでみれば多分問題なかった。リプトンのティーバッグと比べるのは間違っているというものだが、いや困ったな、後戻りできないぞ。

大丸ピーコックに取り扱いがあった、waitroseのティーバッグが廉価でおいしいんだけど、今もあるのかな。HediardやMariage freresは値段もさることながら文句なしにおいしいし、ハロッズは未経験だから一度は買ってみたいしで、年明けの上京が楽しみだ。

23.12.11

ゲスト来訪

家に人を招くのは実に二年ぶりである。楽しんでもらえるかどきどきしながらの準備は、それ自体さえ新鮮で楽しかった。

来てくれた友人一家とは一年ぶりの邂逅である。再会に乾杯し、お互いの近況の交換や育児のあるあるに頷きあい、先達からのアドバイスを受けて、うちの子どもより一年年上のお嬢さんと遊んでいるうちに、気がついたらタイムアップ。あっという間の数時間だった。規模を拡大しての次回開催には、湯布院サミット(仮)などの提案をしあいながらお見送り。

あー楽しかった!

それにしても、子どもってたった一年であんなに成長するんだなあ。びっくりどころか、感動してしまった。人生で最も大きな成長をする時期ではあるが、自分の子どもの一年後が同じようになっているとは、今の段階では到底想像できない。楽しみだ。

ビーフシチューもおいしくできたし、よかったよかった。ルーやデミグラスソースを買わなくても作れるもんだ。我ながら牛肉のほろほろ感が神だった。てかレシピが神。でも、いろんな面で特別食だ。次回は来年のクリスマスかな。

21.12.11

週アスの付録の手袋

ついに私も付録目当てで雑誌を買ってしまった。

今週の週刊アスキーには付録にスマホ対応手袋がついてくる。都会では売り切れる書店もあるとか、今回の週アスは赤字覚悟とか巷のうわさを聞き、また夫がこの手の手袋に興味を示していたこともあり、変なのを買われる前に買ってみようと思ったのである。何しろ490円だ。

家の中で使っただけだが、思ったより温かい。しかしながらおそらくウールではないニット手袋なので風が吹いたら寒いかも。親指と人差し指は問題なくスマホを操作できて、当然だけどびっくりした。

まあ一番の問題は、私がこれを使う機会はほとんどないということか。これがほんとの無駄遣い!

20.12.11

出会えない系

むしろ,出会いたくない系かもしれない。例によって,日々の会話は家族以外にはスーパーのキャッシャーとのやりとりくらいしかないのである。

一昨年,ボストンではあっちこっちの何らかに参加して,幸運なことに友人ができた。去年,東京ではもともと友人が大勢いたので,ときどき会ったりしてきた。今年,里帰り中にはもともと田舎の友人がいたので,ときどき会ったりしてきた。そして今,この延岡では友人がいない! できない! 出会えない! ときたもんだ。親切なご近所さんとはときどきやりとりがあるが,あまりに近いので遠慮してしまう。

子をダシにしよう作戦を敢行しようとしたが,ママ友? 何それおいしいの,である。植物園には多少の遊具があるので遊んでいる子供連れは多いが,遊具で遊べる年齢の子供が多く寝たきりの子はいない。そりゃそうだ。そのほか,公園はあまりない。延岡で唯一のショッピングセンター・イオンで時折見かける,子供連れママさんの集いがまぶしいぜ。市内に育児サークルはあるのだが,しかしながら,まだ子供同士で遊べる年齢でもないし,それどころか首さえ座りきってないし,まだいいか,と思ったり。

とはいえ,散歩していると話しかけてくれるおじちゃん,おばちゃんの多いこと! 子さまさまである。おかげで延岡ローカルの話や延岡弁を聞ける。もすこし,地元の人と話をしてみたいなあ。

10.12.11

東関部屋 延岡合宿

月曜から高見盛の属する東関部屋が延岡で公開稽古をしているので見に行ってきた。場所は西階運動公園の屋外の広場。この寒いのに屋外! 大変だ。月曜は快晴で風もなくかなり暖かかったけれど、週の中ほどで天気が崩れてのこの週末は、晴れ間が戻ったものの風が冷たい!凍える!そんなコンディションでも、お相撲さんたちは汗をぬぐいながらの稽古。さすがだ。

ぶつかり稽古では高見盛関が他の力士をすべて面倒みていた。ぶつかる瞬間はかなりの迫力。重量感がただごとではない。感銘を受けたのは、整理運動で見せた身体の柔らかさ。柔らかくなければ相撲はとれないだろうけど、ほぼ180度に開脚した上に胸を地面につけられるなんて、と衝撃であった。それに彼らの大きな身体を支える下半身の筋肉のすごさよ。プロは違うぜ。

初日の月曜はちゃんこを振舞ってくれるというのでのこのこ出掛け、今日土曜は三歳未満の子どもと写真撮影してくれるのを目当てにまた見に行った。明日は最終日、今度はちゃんとお相撲さんを第一の目的に行こうかなあ。 訂正 木曜日までだった。行けるかな。

3.12.11

煎餅屋 開店

子が寝返りを始めた。が、仰向けからうつ伏せへの回転はできても、逆は無理。そうしようとする気もまだなさそう。したがって、親がひっくり返してやる必要がある。その様を手焼きの煎餅に見たてて、煎餅屋を開店したと言うらしい。なかなか言い得て妙だ。

うつ伏せの際に一番恐ろしいのは窒息の可能性。そうでなくとも、お腹を圧迫して苦しそうになったり、頭を支えるのに疲れてしまうようだ。また、落下も怖い。段差のあるところには寝かせられなくなった。

とりあえずは自分で寝返り返りができれば閉店である。それまでどれだけかかるか…