24.2.11

飛び散る小魚の怪

少し前にあちらこちらでオタマジャクシやフナが降ってくるというニュースが見られた。「FAFROTSKIES」(ファフロツキーズ - FAlls FROm The SKIES)とか、まあ普通の英語表現としてはflying animalsみたいだけど、巷ではそんな呼び方をされているらしい。

我が家でも、最近、居間のあちこちから小魚の残骸が発見されている。頭とかしっぽとか胴体とか。


カルシウムをとるのは一般人でも一日の目標摂取量に追いつくのが大変という。牛乳、ヨーグルト、チーズ、ぱっと思いついてすぐ食べられるのはそんなところか。野菜にも含まれるだろうけどそれほど多くないだろうし、貝殻をかじるのもちょっとなー、と思い、いりこだしコーナーにあったそのまま食べられる小魚的なものを買った。

これがまた、味がない。パッケージ上で塩を入れずに炊きあげました! と唱っているので、塩分控えめは大変よろしいのだけれど、好みと合わずにまあつらい。私はアーモンド小魚のちょっと甘い味付けが好きなので、むしろ素材の味が大好きな夫の方がよく手を伸ばしている。その結果、家の中にファフロッキーズが発見される事態に陥ったのだった。

昨夜は広げた敷き布団から出てきたので、アピールしてやろうと夫の枕の上に置いておいたら、気づかず寝てしまった様子。今朝は頭に魚のしっぽをつけて出勤していったに違いない。皮膚からはカルシウムはとれないなー。

17.2.11

ドナドナ

4月から遠く九州は宮崎まで連れて行かれることになり、気分は荷馬車に揺られる牛である。

住まいが確保されていることは大変ありがたいが、住人は玉突きで出入りするので、実際にこちらが引っ越しできる日程はまだまだ不明。今の住まいに入る際、入居日は住民同士で交渉しろ・原状回復に数日あけろとの指示があったので、今回もこれから先方に連絡をしないといけないらしい。

というわけで、スケジュールもろくに確定していない状況なのに、引っ越し会社に見積もりを出してもらうよう依頼した。全4社。家族の引っ越しとなるため、営業マンが我が家に来訪して家中を眺めていく。各社いろいろと個性があって興味深い。我が家のプライオリティはまず価格。荷物の搬出・搬入は大手ならどこもそれほど変わらないだろうと勝手に思っている。営業マンと作業員は別だから。

1社目 引っ越し専門会社…住所がまだ確定していなかったために細かい見積もりを出してもらえず。ただ、荷物総量と作業員数の目安がわかったから来てもらってよかったかもしれない。トラックをチャーターして長距離移動すると85万円を越えるため無理でしょう、混載にしても50万円くらいかな、でも高すぎますよねーははは、と実はあんまりやりたくないんじゃないかと思われる反応。そりゃあこの繁忙期、近場でトラックを回した方が効率はいいよね。ともすると一日二契約分いけるかもしれないのに。滞在時間1時間弱。

2社目 引っ越し専門会社…見積もりを出す前にトラックを押さえてしまうアグレッシブな営業マン。初めに、長距離引っ越しはこの時期すぐに埋まると言われた。トラックのチャーター、混載、JR貨物等のオプションでどれが安いか尋ねるが、彼の頭の中ではトラックチャーターしかない模様。混載は今の荷物を半分にしないと受けたくないらしい。そうでなくても、7契約で一本の混載便を出すので契約が集まらないと無理だと及び腰。鉄道利用についてはスルーされる。荷物の総量・作業員の人数は1社目と同じ。見積価格は1社目の最低価格から始まり、偉い人に電話確認した上そこからさらに引いてくれたが、この時期の定価は70-60万円であるから、ものすごい安い価格ですよと宣伝のうえ即時契約を求められる。翌日まで返事を待つようお願いし、ペンディング。最後に1社目の批判をして帰っていった。滞在時間1時間強。

3社目 運送会社の引っ越し部門…荷物の総量・作業員の人数は上二社と同じ。 こちらが合い見積もりを取っていることを知ったためか、定価料金のみの提示。トラックチャーターも鉄道利用も価格は変わらないらしい。2社目の人が言う定価と同じ。他社の様子を尋ねられたため2社目の見積をおおざっぱに答えると、今の時期はうちでは断然ムリ! そう言ってくれる業者があればそちらにお願いした方がいいんじゃないの、とのこと。もっともやる気を感じられない、もとい、誠実な営業マン。単身用の廉価コンテナとはみ出た家電を別途送る方法で安く抑えられないか尋ねるが、はみ出たものは一品目ごとの送料が1-3万円であるためすぐに積み上がるであろうとのこと。4月中旬過ぎなら半額になるのに…と残念そう。しかたない。去り際、お力になれなくてすみませんと頭を下げられてしまった。滞在時間20分。

4社目 運送会社の引っ越し部門…荷物の総量は上三社と同じ、作業員数はプラス1。荷物確認がめちゃくちゃ丁寧。襖・クローゼットなど収納カ所はすべて開け、これまでだれも指摘しなかった物干し竿2本まできっちりチェックしていた。見積もりは黙っていても値引き後価格を初めから出してくる。トラックチャーターと鉄道併用との二種類の見積はいずれもこれまでで最低価格。こちらの顔色を勘ぐったりしないで、素直に提示してくれるのが嬉しい。話の流れでさりげなく、今の住居でこの時期の引っ越し契約を一つ締結していると言ったりするあたり、かなりやり手の営業マンだと思った。もしスケジュールが変更になった場合の対応も、後ろ倒しなら問題ないとのこと。鉄道利用であれば、搬出・搬入の間最低でも二日必要となるが、逆に一週間ほどまでなら留め置きが可能とのこと。荷物が現地に着いたが前の住人の転出時期の影響でこちらが入居できない、というのが最低な状況であるため、今は保留期間がある方がありがたく思える。実際はどうなるかわからないけれど。航空会社のカードで支払うとマイルもたまるらしい。去り際にストラップとイメージガールがでかでかと印刷されたクリアファイルを置いていった。滞在時間40分。

というわけで4社目の会社にお願いすることに。 メールしたらもう返事来てたよ。早い。すばらしいね。

4.2.11

夢十夜

年が明けてからずっと眠りが浅く、克明な夢を見ることが増えた。起床時に夢うつつの状態が続くこともしばしばある。

・〔現実〕DQ5をやってたり、Alice in Wonderlandを鑑賞した頃→〔夢〕世界を救う旅に出て、ラスボスのドラゴン(ジャバウォックか?)を倒そうと奮闘、結末はわからず

・〔現実〕かつての同僚と久々にランチした頃→〔夢〕仕事してるんだけど、なんかうまくいかない

・〔現実〕実家に帰っていた頃→〔夢〕中・高の思い出をなぞっていて、あの頃と同じようになんかうまくいかない

・〔現実〕昔のドラマ「ケイゾク」を見ている→〔夢〕渡部篤郎とケイゾクのスピンオフを演じてた←いまここ!

日常のちょっとした刺激がそのまま夢に出てくるのはなかなかに疲れるなぁ。しかもラストはいつも未完ときた。