16.1.10

明けすぎた

新年を迎えて、もう半月がすぎてしまった。今年もよろしくお願いします。

12/28-1/9の旅行から帰ってきて以来、暖かい日が続いていてありがたい。年末は全米が寒さに襲われており、旅行中に最もよく見たテレビは天気予報チャンネルだ。

1/12にBSOのコンサートへ行ってきた。BSOは毎週末、木・金・土に同じ曲目の演奏をする。会場ではプログラム冊子を無料でもらえるが、不要となれば返却も可能で、期間中はその冊子を使い回す。冊子の内容も、曲の解説、指揮者やゲスト演奏家の紹介、近日のコンサート予定なんかが載っていて読み応えがある。とは言ってもコンサート後に読み返すかと言えばそうでもないので、このリサイクルはなかなかいい制度だと思う。

で、前回11月に行ったときに、プログラム内にYo Yo Maがチェロ協奏曲で来るとの予告があったために今回のチケットをとったのだった。いつもの「40歳未満$20」チケット。

曲目:
  1. HAYDN Symphony No. 98
  2. HAYDN Cello Concerto No. 1 in C
  3. C.P.E. BACH Symphony in G, Wq. 183:4
  4. SCHUBERT Symphony in B minor, Unfinished
寸感:
バロック音楽はコンサートやCDでは自らあまり聞いてこなかったが、さすが貴族のサロン音楽だけあって耳に優しい。
  1. 紀伊国屋で流れてる感じ。本のにおいがしてくる気がした。本屋大好き。ハープシコードを使った曲てのも初めて聞いた。あんなに小さな音とは。ホールのコンサートには向かないな。室内楽時代の楽器だ。
  2. ヨーヨーマ登場。初めは音が荒っぽいかなあと思ったが、第2楽章からは気にならず。ヨーヨーマがなぜこんなに著名なのか分かる気がした。ソリストとオケの中のソロとでエネルギーがこんなにも違うのかと思った。演奏後、日曜に逝去したBSOのチェアマンに捧げるとソロで演奏したが、トイレに行って聞き逃した。
  3. 医者に行くと待合室で流れている感じ。ヨーヨーマショックでちゃんと聞いていられなかった。
  4. 時代が下ってシューベルトは、それまでのバロック音楽とはやはり違う。音楽にドラマ性が感じられて、作曲家シューベルトは偉大だと思った。ヨーヨーマがなぜかチェロパートに参加していて、彼が舞台にふつーに現れて着席したときには会場がざわついた。
ヨーヨーマは高校の時の数学の先生にちょっと似ていた。
 

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