17.9.09

至福の時

足の裏がかゆい。日曜の夜から左足の土踏まずと右足親指の側面がかゆくなり、翌月曜に出かけるときには靴に擦れて刺激を与えてしまったせいか気が狂いそうにかゆくなり、授業中はかゆさからの一方的防戦に疲れた。患部を見てみるとどちらも真っ赤に腫れている。日本から持参した麻酔成分入り軟膏を塗って耐えようとするものの、塗布が刺激になってかゆみを引き起こす。家の床の3分の2はフローリングのため、室内履きを使っている。これがまたかゆいので、この狭い家の中でさえ移動したくない。そんなわけでしばらく家の中でじっと過ごしやむを得ず外に出る際には寒さに耐えて極力足との接触部分少ないサンダルを履くが、足の裏への刺激はどうしてもゼロにできない。そうこうしているうちに刺激の少なかった親指の腫れは収まりかゆみもなくなった。一方、土踏まずは絶賛かゆみ続行中。赤い斑点が4カ所もあったが、その原因が複数箇所を虫に刺されたのか、掻いてしまったときに周りにひろがったのか不明。全身の触覚が土踏まずに集中しているかのようにかゆい。ほんとつらい。

それを除けば、今週の国際租税セミナーは休講だったためにゆっくりと過ごせた。本を読んだり音楽を聴いたりして静かに過ごすのは至福の時だ。コーヒーも簡単に淹れられるし、あとは紅茶があればいい。

今度買う茶葉はどういうのにしようかと迷うのも楽しい。来月に友人を訪ねてイギリスへ行くことにしたので、それも相俟って夢がふくらむ。ミルクティーにするにはPG TipsやTetleyなどの安いティーバッグが、マグで気軽に飲む際には手軽さと、お茶の濃さとミルクとのバランスからベストの選択だ。純粋に紅茶の香りを味わいたいなら、帰国するまでは買えないけど、Hediardのオリジナルブレンドほど香しいものはないと思う。F&Mはどれを選んでも無難においしいけど、同じように手をかけて淹れるならHarrodsに軍配が上がる気もする。花や果物のフレーバードティーはミルクが合わないので回避気味ではあるけど、WhittardやMariage Frereの終わりないラインナップを眺めるのは楽しい。スモーキーフレーバーのお茶にミルクを足すのもまたいい。独特の香り・苦みや渋みとそれをまろやかにさせるミルクのハーモニーは、ウーロン茶にミルクを足すのと似ている。そういえばWedgewoodのティーバッグはなかなか高品質だった。仕事中に隣の席の先輩がこれで紅茶を入れると、蓋付きマグ利用なのに紅茶の香りが漂ってきていたっけ。でも、あれは日本だけの製品だろうか。海外では売られているのを見たことがない。ロンドンのセルフリッジ等のデパートには置いてあるのかもしれないが、今も昔と同様に気後れして入れないかもしれない。

2 コメント:

かずひろ said...

脅すようで申し訳ないが、それ水虫じゃね?
小水疱型足白癬ってやつ。
水虫って急性のもあったはずだから、治らないようなら皮膚科へ行くことを強く勧める。

参考までに
http://mizu.picorin.net/syojyo.html

fomalhaut said...

調べれば調べるほど、そんな気がしてきたよ。ショック! 薬局へ行ってきます…。