26.7.09

Landmarks Festival at the Shell

ボストンを拠点にするオケの1つにLandmark Orchestraがある。市民へ良い音楽を広めることを目的に無料でコンサートを開いている。7月から9月の半ばまでチャールズ河畔の屋外ホールであるHatch Shellで毎週水曜の夜に演奏するため,この日は二度目の鑑賞をしに出かけた。

…だったのだが,雨が降りそうだったために雨天用会場に変更になり,しかもその場所がわからず行けず。近所にあるパブリックガーデンで持参したサンドイッチを食し帰宅。

その前の週はいい天気だった。その日はノースエンドの〈Daily Catch〉でイカスミパスタのアルフレドソースとペペロンチーノを食し,1830に会場に到着。Shellの真ん前は芝生敷きのためみな折りたたみイスと敷物持参でピクニックしている! タングルウッドでも同じ景色を見たなぁ。そんなことはつゆ知らず何も持たずに来たため,腰を下ろせる場所を探すがベンチは当然のことながらすべて埋まっていた。緑地の端にある偉人の像の台座にわずかなスペースを見つけるも,すぐそばを走る道路の騒音が非常に気になった。最終的に一脚$5の折りたたみイスを借りた。

曲目は「チェロ協奏曲第1番(ハイドン)」と「交響曲第1番(ブラームス)」。アンコールに2曲あったが1曲目は失念。2曲目はハンガリー舞曲。オケの人数はそんなに多くないもののなかなかの演奏だった。CDでしか聞いたことのなかったブラームスの1番を生で聞けたのは嬉しかった。アンコールのハンガリー舞曲は非常に有名な曲とあって観客総立ち。曲の演奏の前には指揮者自ら曲の解説もしてくれ,屋外で気軽に聞けるのみならず勉強にもなるいいコンサートだった。

毎回このオケが演奏するわけでなく,指揮者が指導するユースオケや近隣の大学オケが演奏することもある様子。また来ようと思った。

で,再度訪れたら冒頭のようなことになってしまったのであった。

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