20.3.09

サンディエゴ6 -長距離移動は大変

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3/14-3/20のサンディエゴ旅行を振り返ってみる。
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3/20 Fri

夢のような時間もいずれ終わる。日光よ、春よ、さようなら。時差が3時間あるため、帰りは直行便であるにも関わらず8時半発の飛行機もNYに到着する頃には夕方4時半だ。行きのルートを逆にたどり、JFKからAir Train、地下鉄と乗り継いでポートオーソリティへ。夕飯代わりにピザを食し、イサカ行きのバスに乗る。連休も終わりに近づいているだけあって、またもバスは込んでいた。そのおかげでイサカに直行し、1時間ほど早く到着できたのはよかった。といっても午後11時近くだったけど。

飛行機が着陸して旅行は終わり、ってならないのがイサカ在住のつらいところだ。次回はNY周りでない方法を考えたいね。

この木、近所に生えないかなー。

19.3.09

サンディエゴ5 -バルバルバルボア

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3/19 Thu

サンディエゴで遊べるのもこの日が最後。町中にある大きな公園、バルボアパークへ向かう。ここは、戦前の万博跡地で、動物園・美術館・人類博物館・航空博物館・鉄道博物館・科学館などのミュージアムや噴水、芝生などのいかにも公園的な施設が整ったエリアで、駐車場は朝からいっぱいだった。サンディエゴに住んでいれば、こういった施設の恩恵にも与れていいなぁ。鉄道博物館で、電車が好きな友人の子供に世界の電車ポスターを購入。自分用にも一つ買えば良かった。

よせばいいのにまたミツワに行き、その隣のブックオフで子母澤寛の新撰組始末記を購入。

近所の日本食料理店でラーメンを食す。

ホテルに戻って日韓戦(4回目)をテレビ観戦。さすがにこの日は球場に行く勇気がなかった。

18.3.09

サンディエゴ4 -キューバ大好き


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3/18 Wed

野球の試合は前日に負けたので、この日はキューバ戦再び。球場に行くか行かないかはぎりぎりまで考えるとして、Torrey Pines State Natural Reserveでトレイルを歩くことに。今回の旅は実に歩いていない。レンタカーは便利だが、これまでの歩け歩け旅行がなくなるのもちょっと寂しい。そんなわけで、全米トレイル何とか賞に輝いたこの保護区へ来たのである。

保護区付近は海岸から吹き上げる霧がものすごく、車道さえも10m先が見えないような状況だった。トレイルは丘(というか山)を登り切った場所から始まる。雲を抜けるように丘を越えて駐車し、また霧に向かって下っていく。低木や草花に沿った砂地のトレイルも、数メートル先は霧で見えない。不思議な光景であった。

昼ご飯には、point Lomaでまたも魚料理。ここは気軽なテイクアウトレストランで、揚げ物セット(エビ、魚、クラブケーキ等)とカリフォルニアロールを食す。カリフォルニアでカリフォルニアロールが食べられたので満足です。具のカニは本物だった。

午後は旧市街へ。ここはメキシコ的な雰囲気を残しつつ、開拓時代の町並みを再現していて、当時の裁判所の復元なんかを眺めた。近所の飲食店はどれもメキシカンレストラン。その中の一つに入り、エビタコスを食す。サンディエゴに来てからエビタコスの幟を頻繁に見かけてきたが、ここで初めての挑戦だった。結構合うね。新鮮な魚介が食べられる地域はいいなぁ。

野球の試合まで時間があったので、日本食材が買えるミツワへ行ってみた。大葉売ってるよ! 長ネギ売ってるよ! まさに日本。サンディエゴに住めば、日本にいるのと寸分変わらない食生活が送れそう。

で、結局キューバ戦も見ました。内野のボックス席で前から13列目、選手の顔もばっちり見られる距離でした。この日はイチローがやっとヒットを打って、明るい気持ちで球場を後にした。

17.3.09

サンディエゴ3 -ネギトロを家でやるならツナとラードで


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3/17 Tue

野球は8時開始。時間がたっぷりあるので、途中でカールスバッドフラワーフィールド(B)、ビーチリゾートのラ・ホラ(C)、イチローも通うというサンディエゴきってのSushi Ota(D)を経由して、球場を目指すことに。

帰りもまた風の谷を通過して、いちいち風車に感動しながら運転。

花畑は民間の施設で、この地の花農家が経営している。開園は3月から5月まで、開花しているのはまだ畑の半分ほどであった。花のカーペットはイサカでは見られないほどにカラフルでまぶしかった。

ラ・ホラにつく頃には日が傾き始めており、幹線道路の上り方面も込んできていた。特にどこへ行こうと考えていたわけではなかったので、海沿いをドライブ。若人たちがあふれて、地元の海岸といった趣であった。

そして鮨太田! 開店時間を調べてなかったので30分も早く着いてしまったが、開店時には10組以上の客が待っていたほど人気店。おまかせで約$25。久しぶりにおいしい生魚を食べた。ネギトロ最高でした。追加までしてしまった。客には現地人が多かったのが印象的。

この日はセントパトリックデイだったために、どこのアイリッシュパブも人で溢れていた。それとは全く異なる客層のペトコパーク付近てのも、なかなか乙なもんだ。この日は涙の日韓戦でした。消沈してホテルへ。

16.3.09

サンディエゴ2 -ヨシュア・ツリー

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U2のアルバムにJoshua Treeというのがある。サンディエゴの近所にも、その名を冠した国立公園がある。前情報によると、どうやら岩石砂漠らしい。砂砂漠すら見たことはないが、それは実家付近の砂丘からなんとなく想像できる。が、今回は岩石砂漠ですってよ! 

まあ後から、U2のアルバムのジャケットはここで撮影されたものではない、ということが判明したのだけれども。

3/16 Mon

前日のキューバ戦に勝利した日本の次の試合は、一日空けた火曜となる。合間のこの月曜にJoshua Tree National Parkへ行き、一泊することにした。車を走らせること約3時間、公園の南側の入り口に到着。

NP付近は山がちな地形で、ハイウェーは谷間に敷かれている。途中、風力発電のプロペラ型風車が立ち並ぶのを見たが、壮観であった。道の右にも左にも、カーブの先にも目の前の丘の上にも、おびただしい数が設置してある。同じ場所であっても、向きが微妙に違っていて、回っている風車とそうでないものとあった。発電に備えるというのは、なんと大変なことよ。

さて、今回の車はコンパクトカー(クライスラーのPT Cruiser)。50-60km/hくらいで走る分には非常に燃費がいいが、高速で調子に乗って120km/hとか出しちゃうとあっという間にガソリンがなくなる。公園に到着する頃には這々の体になりつつあった。途中で公園を北脱してガスを補給し、なんとかなったけど。

NPは複数の砂漠にまたがって指定されていて、南と北とで少しずつ風景が違う。南はより乾燥しており、低木の周りにのみ草本が根付いていた。時に水脈があるであろう場所には大きなソテツが聳えていたりもしたが。中央部は土砂の浸食によって現れた巨石がごろごろしており、その合間から枝の細い中低木が覗いていた。巨石群はロッククライマーには垂涎ものという。確かに何人か見かけた。このあたりから北へかけて、このNP目玉のジョシュア・ツリーが生えている。これ、木でなく草らしい。大きかったよ。枝がうねうね出ている様子が、神が西海岸へおいでおいでしているように見えたので、モーゼの跡を継いだジョシュアの名をつけたと言われる。しかし、私には天国を求めて悶え苦しむ地獄の人に見えるよ。それくらい、このNPはどこも荒涼としていたのです。乾きすぎ。

この木(木、というのが正しいかはわからんが)、持って帰りたいと思った。

15.3.09

サンディエゴ1 -♪デートならデーゲーム


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3/15 Sun

WBC第二ラウンドの初戦キューバ戦はデーゲームだ。朝から日差しがまぶしいものの、気温はそれほどでもなくとても快適。ここは春だ。球場のペトコパークは市街地の端にあるので、ガスランプの街灯が今も並ぶ通りをぶらぶらする。

繁華街は飲み屋&レストラン街で、アイリッシュパブとイタリアンレストランが目についた。そのうちの一つに入り、昼から白ワインにペスカトーレを食す。これがおいしかった。アメリカに来てからというもの、イタリアンレストランにきたのは初めてじゃないか。テラス席で明るい通りを眺めながら優雅にランチしてしまった。幸せ。

野球の席は外野の上の方。ライトの選手の背中がよく見えた。近所には多くの日本人がいて、なんとなくほっとする感じ。後ろにずらっと並んだおじさんのウンチクに対抗したのか、彼から選手のレクチャーを受けながら観戦。試合が進むにつれ、気温はどんどん上がり、まぶしさも増す。途中、キューバのライトの人があまりのまぶしさに顔を覆ってボールをキャッチできず、その後に伝令がサングラスを持ってくる一幕もあった。ポテトをつまみながらデーゲームをだらだら見るのは至福のひとときだね。日本勝ったし。ちょっとまぶしすぎたけど。

その後、コロナドへドライブ。ここもペンサコーラのように本土からみょーんと伸びている地域があって、ちょっとしたリゾート地になっている。椰子の木が立ち並ぶ低い建物群を見ると、ここは南国だと思わざるを得なかった。アメリカンな感じのシーフードレストランで、白身魚のピカタを食す。それにしても、アメリカの魚料理はどこでもフライかバター焼きなのはつらいものがある。

写真は試合終了後のスコアボード。

14.3.09

サンディエゴ0 -そうだ、野球見よう

3月の第三週は大学の春休み。ちょうどWBCもやるし、久々に野球観戦するかってことで、「そうだ、サンディエゴ行こう」と相成った。期間は3/14-3/20の一週間。

初日はイサカからサンディエゴへの移動で終わる。
  1. イサカ →〔バス4.5時間〕→ NYポートオーソリティ(バスターミナル)
  2. NYPA →〔地下鉄&モノレール1時間〕→ JFK国際空港
  3. JFK →〔飛行機2時間〕→ シカゴオヘア国際空港
  4. シカゴ →〔飛行機3時間〕→ サンディエゴ国際空港
  5. 空港 →〔レンタカーとか20分〕→ ホテル
朝6時発のバスに乗り込んだところ、休みの初日だけあって大混雑。増発数もすごかった。バスはすいすいとNYCまで走り、通常より30分ほど早く到着。

時間が余っていたので、ポートオーソリティ近所の55カレーにてまたもカレーを食し、Dean&Delucaでコーヒーをテイクアウトし地下鉄E線・続けてAirTrainに乗る。思ったよりすいすいJFKまで来れるもんだ。

飛行機はいずれも爆睡。サンディエゴ到着は11時を過ぎていた。レンタカーをチェックアウトして、ホテルへ。Travelodgeはどうだろうと思っていたが、広く清潔かつ新しい設備ですばらしかった。しかも、お菓子のサービスまで! 郊外のモーテルも選べば悪くない。

google mapで今回のルートを車で算出したら、2日かかるらしい。大変だ。まあアメリカの対角線だからねぇ。