19.2.09

毎週水曜日は天気が荒れる

水曜の午後には、コーネル大学の周辺団体の一つであるキャンパスクラブが主催するESLの授業がある。もともとは、大学関係の奥様達のクラブとして成立した団体で、読書会や縫い物、ハイキングなど目的ごとの分会があるのだが、その一端にESLもある。授業は週一回2時間。先生はボランティアで行っているとのことだが(真偽不明)、これがなかなか、英語教育十数年のキャリアの先生もいる。

今日は今学期4回目の授業だったのだが、ここまで毎週天気が荒れている。先週、あんなに暖かい日々があったのに、見事に水曜はかわされてしまった。雪の中を出かけるのは、物理的にも精神的にも困難だ。えいやっと心の中でかけ声をあげることもしばしばである。

この授業はよくオーガナイズされていると思う。前半はその場で英語を使って話す、後半は前の週に配られた数ページのエッセイや物語とそれに関する考えなどをあらかじめ準備して話す、と大きく二部に分けられる。そして、その場その場の発話もそうだが、たとえ準備してあっても、思っていることを正しく伝えることがどれほど難しいかを感じている。英語の問題ももちろんあるが、最近は考え方に問題があるような気もしてきた。

毎日通っているBOCESでもそうだが、NPR - National Public Radioの番組がよく教材として使われる。その中でもThis I Believeを両方のクラスでふれた。この番組は一般人が100語程度で自分の信条をエッセイにまとめ、それをこの番組に送って採用されると、投稿者が番組に呼ばれ自ら読み上げるというもの。エッセイそのものには4分もかからないし、比較的聞き取りやすい発音で、リスニング教材としても適当なのだろうと思う。

そういえば、その昔British Councilの英語教室へ通っていたとき、こういうネット番組を教材に聞き取り訓練したことを思い出す。こちらはビデオのために周りの騒音もあるし、スピーカーも訛っていたりして、何を言っているのか全然わからなかった。今、そのサイトを探したけど見つからなかった。なんてタイトルだったかなぁ…。

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