5.1.09

フロリダ旅行4 エバーグレイズ国立公園とその周辺


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12/17-12/31のフロリダ旅行について振り返ってみる。
写真はこちら。
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画像はフロリダ半島南部を示す。緑色のEverglades National ParkとBig Cypress National Preserveが目的地。この辺はこの地図の上にある湖を水源とする河川流域で、大湿原になっている。今は冬で乾期のため、蚊が少なく見学しやすいらしい。

Evergladesは三カ所にビジターセンターがあり、うち二つに訪問(ルートBD上)。もう一つは半島の南端にあるが、今回はとりやめ。

12/22
ホテルのあるD地点から、Bへ向かう途中の半ばにあるShark Valley Visitor Centerへと向かう。ここでは見渡す限りの大湿原とアメリカンアリゲーターが見られるとのこと。トラムツアーで約2時間かけて見学。乾期とあって茶色の草の合間に見える水は水位がずいぶん下がっているらしい。しかし、3,4月のピークには完全に干上がるとのこと。その頃の様子も見てみたいなぁ。アリゲーターは本当にたくさんいたが、どれも日光浴して微動だにしなかった。どうやら夜行性らしい。ちなみにクロコダイルとの違いは、顔の造形と真水域に生息することとのガイドの話。鳥も多くいたが、トキやツルの仲間などの足が長い種類が多かった。

ツアーが終わったのが3時頃だったので、近所にあるBig Cypress National Preserveへ足を伸ばすこととした。こちらは沼地の保護区で、水辺から木がにょきにょき生えているという不思議な光景が見られた。水辺→沼地に背丈の低い草→水がすこしつくくらいの陸地に背丈の低い木→陸地に太い木 というのが一般的な遷移だと思っていたので、水辺からすっとばして木が生えている様子を見たときの私の衝撃たるや、いかほどか想像に難くないだろう。今回の旅で一、二を争う場所となった。ルートの一部が未舗装道路のため、車は土でどろどろになってしまったが。

さて、それでもまだ日が暮れないので、カーナビで近所の見所を探してみると、半島を西に抜けたところにアウトレット(B)があるという。ついでだから行ってみるかとさらに向かってみた。が、ここがなんともさびれているところで、滞在時間わずか30分で見尽くしてしまった。このがっかり感を何でカバーしようか悩んだあげく、マイアミの北部にあるという全米トップクラスの広さを誇るアウトレット(C)へ向かうことにした。

結果として、アウトレットの近所まで行ったのだけど、立ち寄らずにホテルへ帰ってきた。カーブもない高速道路150kmをただひたすら走り、都心部で急に増えた交通量に注意しながら運転するのに疲れてしまったので。この日はあっというまに就寝。

走行距離 346km こんなに走る予定ではなかったのだが…

12/23
Everglades cityのそばにあるGulf Coast Visitor Centerに行くことにした。地図上はがっかりアウトレット(B)のそばだが、昨日に比べれば運転距離は短くてすむ。 ここは湿地帯が海に面している場所で、マングローブに覆われた1万もの小島がひしめき合う 。ボートツアーではボートと併走するイルカや息継ぎのために鼻を出すマナティが見られるとのことだった。が、まったく見られなかった。運が悪かったか。船酔いしなかっただけで万々歳だ。ちょっと松島っぽかった。

この旅の途中、彼は二日目からお腹を壊していて、せっかく海のそばにきているというのに全然魚介類が食べられなかった。ここにきてようやく回復してきたと言ってくれたので、ビジターセンターそばのレストランで遅い昼食。ストーンクラブと揚げ物盛り合わせを注文。ストーンクラブとは、この辺の名物で石のように堅い甲羅を持つ蟹らしい。食べるのは爪の部分。確かに堅く、苦労の割に喜びが少なかった。おいしかったけど。揚げ物は久々とあって、カキ、貝、白身魚、イカの揚げ物にピラフの付け合わせは幸せでした。でも揚げ方はフリッター。日本の牡蠣フライが恋しくなった。

帰りのルート上にBig Cypress National Preserveがあるため、昨日訪れた感動の地へもう一度訪問。思う存分写真が撮れて満足。ただ夕暮れ時になってしまったのが残念だけど。午前中の光の下でもう一度見たかったなぁ。車はまたどろどろ。

走行距離 238km

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