3.11.08

怒濤の一週間


ついに雪
Originally uploaded by Yukiko KAWASE

月曜の朝、英語教室へ通う道すがら、大学院のときの友人チアイと出くわした。そのとき、私は当時と同じアウターを着ていて、それが彼女が私に声をかけてくれるきっかけになったらしい。とんでもない偶然もあったもんだ。彼女はここで公共政策を学ぶ学生をしているとのこと。木曜に聴講できる講義があるとのことで、情報をもらうために連絡先を交換してその場は別れた。

彼女は、自分の努力で道を切り開いていて、大学院生の時はその姿にとても励まされた。それに、生活が始まってすぐのつらいときに、助けてくれたのも彼女だった。イサカでくすぶっている今、また彼女に会えたことは私にとってはものすごい衝撃だ。漠然と、未来に向かってがんばれる気がする。本当にうれしい。

火曜は、朝起きたら雪が微妙に積もっていた。悲惨。

水曜は久々にコーネルキャンパスクラブの英語教室へ。先生はこのイサカで生き抜くための知恵をいろいろ教えてくれてとても助かる。のだけど、9-10月と帰国していたため、3回目の出席だ。なんかもったいないことをしたなぁと思えた。終わってから、クラスメイトのリエさんとお茶。様々なことに造詣が深く、良い刺激になった。

木曜は、彼の大学の知り合いを通じて紹介してもらった韓国人とLanguage exchangeを実施。一回目。かなり緊張した。帰国中にジュンコさんに譲ってもらった本『もしも…あなたが外国人に「日本語を教える」としたら…』をさらっと読んでいったのだが、日本語を伝えるのは難しかった。次回もとりあえず続けることになったけど、ちゃんと準備をして行かなくては。

その後、月曜にチアイに教えてもらった講義に出席。コンサルタントによる、コンサルタントに必要な資質、なぜ今、自治体がコンサルティングを要請するようになったのか、警察と消防に関するコンサルティングの経験談などを話してくれた。日本で開発関連で就職を考えると、コンサル会社は選択肢の一つとしてあり得るが、思えばコンサルって何をしているのかよく知らなかったので、この講義は良い機会だった。コンサルの一番大事なことは金だと断言していたのが印象深い。そりゃそうだ。

金曜は同じ寮に住むアヤコさんちで鍋! イサカでもエノキやマロニーが食せることに感動した。鍋の出汁もすばらしかったし、なんだかアメリカにいる気がしない。夜中12時近くまで居座り、ビールをたくさん消費して辞する。

今日、日曜は寮が主催するアウトレットへの小旅行。イサカは衣料を買えるところが少なく、これから訪れる極寒の季節をどうやって迎えるものかと悩んでいたので、車で1.5時間弱の距離を往復5ドルで連れて行ってくれるのは非常に助かった。そうはいっても、ダウンジャケットはデザイン的に選べず、まるでスキーをするときに羽織るかのようなアウターを購入してしまったのであった。1,2月のこの辺で坂を上るのは、雪山を登るような感覚になるだろうと推測しながら。

2 コメント:

Anonymous said...

いや~、すごい偶然だね。中国に行ったというのは聞いたことあったのだけど、まさかアメリカにいるとはね。
よろしく伝えといてください。

実はね、俺も今出向している会社に大学の同級生がいる。こんなタイの田舎で。

fomalhaut said...

お互い、ほんと不思議な偶然と思うよ。
世間は狭い、とは言えないなぁ。