20.8.08

旅行2 モントリオール8/7-9

燻製ハムサンド
燻製ハムサンド,
originally uploaded by Yukiko KAWASE.
トロントを早朝に出発し、列車は一路モントリオールへ。移動時間は約5時間。

ケベック州はもともとフランス領で、英仏戦争ののちにイギリス領となった。現在は人口の多数がフランス系だが、少数のイギリス系が経済を掌握しているなどの事情もあり、British Commonwealthに属するカナダから独立する意向もある様子。州の公用語はフランス語。

そうはいっても、モントリオールはまだ英語圏だった。フランス語より英語を耳にした。生まれながらに二ヶ国語を話せる環境に身を置けるのはうらやましいなぁと思った。

さて、到着後はホテルにチェックインののち、さっそく写真のスモークハムサンドで有名なシュワルツへ。そしたらすんごい行列が。歩き方には、異国からはるばる食べに来る人もいるという記載があったが、そうかもしれない。ハムの量が多いのもうれしいし、おいしかったしね。

繁華街へ向かう。道すがら何件かの服屋に立ち寄り、イサカと比べてあまりにハイセンスなラインナップに感動した。デザインが素敵。また、どの店も夏のセール中で激込み。ただどこの店も17時閉店なのは、さすがケベック州(フランスの流れ)?と勝手に思った。

次の日はまず、近所の洗濯屋を探して洗濯。さすがに10日にもわたる旅行となれば、その分だけ服を運ぶのは面倒なので途中で洗濯する方針にしている。待つ時間1時間半ほどと長いけど、休憩タイムなのだ。

旧市街へ向かう。ここは昔の城壁に囲まれている地域が残っており、一つの観光名所だ。とはいえ、街は観光化されていてあまり楽しくない。それよりも昼に入ったビストロがよかった。3コースで20ドル弱。カナダはアメリカよりもデザートの質が高くてよい。

トロント、モントリオール、ケベックシティいずれも水辺の街だ。トロントはオンタリオ湖、モントリオールとケベックシティはセントローレンス川に面している。旧市街はまさに川の淵にあり、フェリー遊覧は定番コースだ。しかし、雨はだんだん本降りになってきたので、さっさと対岸の島へ渡る。

島にはF1のコースやバイオスフィアという水の科学館、カジノなど、昔のモントリオール万博の再利用がある。カジノはバカラやポーカー、ルーレットなどのテーブルをつかったところはおおおと思ったけど、フロアのほとんどはスロットマシンで占められていて、日本のパチンコ屋のような風景だった。

夜にはセリーヌ・ディオンが結婚式を挙げたノートルダム大聖堂で光のショーを見て帰宅。

三日目は近所のロワイヤル山に登る。お目当ての展望台は山の一番高いところにあると勘違いした我々は、とにかく高いところを目指してコースを外れてロッククライミングさながらの強引登山をし、正直遭難するかと思った。ちゃんと道なりに行けばあったのにね。歩き過ぎて疲れた。

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