28.7.07

この日記は9月18日に書いている2

さっきよりおなかが落ち着いてきた。先ほど、おろしたての中華鍋を使ってニラ玉をつくったのだが、中華鍋の表面の錆止め塗装を落としきらずに調理したのが原因か…。うつぶせになっているとおなかをしげきしてイクナイ感じ。

さて、7/21-28の6泊8日でスペインへ新婚旅行してきた。とは言っても、ふつーに「旅行」で、むしろ普段よりも健康的な生活を送らされた。

7/21 昼過ぎに成田発。12時間のフライトの後、パリCDG着。EUのイミグレは相変わらずテキトーで、またもやパスポートに入国スタンプを押してもらえなかった。ココナツ入りチョコバーやバゲットサンドイッチに目移りしつつトランジットし、21時過ぎにスペインマドリッド着。地下鉄でホテルの最寄り駅を目指す。スペインの地下鉄はオーバーランしすぎで、2回に1回は駅についてからバックしていた。日本の電車は正確だ。電車でGO!はスペイン人には無理だと思った。

7/22 マドリッド一日自由行動。マドリッドは東京であった。午前中は王宮を見学(日本で言えば皇居)、昼にはバールで生ハムを食し、午後はトレドへの4時間のツアーに参加。日曜のマドリッドは店が全く開いてない!ので、トレド観光がなければ暇をもてあましていたな。なお、トレドはカスティリヤ王国の首都で、大航海時代にはトレドの大聖堂はバチカンと並ぶ宗教権力であったらしい。たしかに当時は世界の半分がスペインだったもんな。
ところで、藤本ひとみの小説に「トレドの花冠」てのがあったのを思い出した。

7/23 10時のAVE(新幹線)でコルドバへ。南下すると気温が上がる。昼すぎに到着したときには、空はどこまでも青く、日差しは網膜に鋭くささるほどまぶしい。街のあちこちに噴水や水道があって水を飲めるのが助かる。アイスワゴンもやけに目に付いた。コルドバの白い壁の路地は路地マニアにはたまらんね。ここで入ったバールはサングリアがおいしかったなぁ。
ところで、コルドバと言えばTM NetworkのSpanish Blueだ。

7/24 朝の特急でグラナダへ。緯度はわずかに下がっただけだが、気温はぐんと上がって日中は40土度。熱射病になるわ。観光地的なコルドバよりも、人が住んでいる街のにおいがした。アルハンブラ宮殿ではミニアチュールの細かさとフラメンコの情熱に心うたれた。飛び込みで入ったレストランもおいしかったし、グラナダがこの旅程で一番いい街だったように思う。イスラム芸術は美しい。

7/25 グラナダ空港から1時間ほどのフライトでバルセロナへ。バルセロナは大阪というか渋谷というか、人がたくさん・商業施設もたくさん。バルセロナでまず訪れたのはhabitat。イギリスでお気に入りのマグカップを購入したインテリアショップだ。次にスペインの有名靴メーカー・カンペールにて彼が念願の靴を購入(私はコルドバのデパートですでにカンペールのサンダルを買っていた)。
たまたまカフェでいわゆるシャンディ(セルベッサコンリモーネというらしい)を飲んで休んでいたら、目の前にレストランの行列があったので、ついうっかり仲間入りしてみた。そのレストラン、予約をとらないためにちょー並ぶことで有名なビストロで、安く、おいしいすばらしきレストランだった。サングリアも、前菜も、メインもデザートも非の打ち所無し。つか安いのはすばらしいことだ。店名はLas quinza nitsかな。

光GENJIがリラの咲くころ、バルセロナへってバルセロナ五輪の応援をしていたような気がする。

7/26 一泊し、翌日はバルセロナ一日自由行動。サグラダ・ファミリアはたしかに建築中で、資材置き場のような内部をくぐって地下に降りると、そこはガウディ博物館。ガウディの建築はごてごてしていて全体としては我が好みとは異なるが、一つ一つの細工は美しいと思う。特に自然をモチーフにしたために起こる不均衡が、均衡よりも落ち着く気がする。サグラダ・ファミリアの吊りモデルという着想もすごい。
この日は終盤、疲れと体調不良が一気に出てしまったのが残念。

7/27 ついにお別れのとき。バルセロナからパリを経由して成田へ。CDGではチョコバー(ココナツ入りのやつ!Bountyね)買ったり香水買ったりと夢を膨らませてたのに、彼の財布落とした事件(バルセロナで落とした疑惑)により何も買えずに終わった。とほほ。

7/28 7時半頃成田着。彼のカードは幸い使われた形跡もなく、問題なく止めることができた。よかったよかった。勝田台乗り換え、東西線中野駅経由で家についたのが11時半。結構時間がかかるもんだね。とりあえず洗濯。

7.7.07

この日記は9月18日に書いている1

あまりにおなかが痛いので、体をだましながら過去を振り返ってみようと思う。

7月7日、東京會舘にて結婚披露宴をした。親戚、職場、友人たち…よくみんな来てくれたなあ。ありがたいことよ。派手さでも手作り感もなく、何にもしないのが我々のスタンスであったが、まあそれなりによかったんではないかと思う。たぶん、一番楽しかったのは我々だなあ。

もう一度ご飯食べたい。